発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

映画「ボヘミアンラプソディ」に見た父と子の和解。ヒロ

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みなさんが、このブログを見てらっしゃる頃は、僕は日本に帰る飛行機内だと思います。 

 

7日に中学校で講演会をします。

中学校の生徒に向けて、「チャンスは何度でもある。」というテーマで話します。

 

 

9日には、小学校の生徒たちを引き連れて、なごや探検ツアーの1日ガイドをいたします。

 

 

 

ありがたいことです。

他人様のお役に立てることができるのですからね。

 

 

そうなんです。

僕は、誰かの役に立っているんです。

 

 

以前は違っていました。

人を傷つけ、物を壊すような反社会的な人間でした。

 

 

その当時、父が僕に言った言葉を今でも覚えています。

 

 

「人様のお役に立てる人間になって欲しいと思っていたが、こんなふうになってしまうとは、思ってもみなかった。」

 

「お前の過ちは全て私の責任だ。」

 

 

ふと、「ごめんなさい。」という言葉が脳裏をかすめた。

しかし、父親のそんな優しい思いを持ってしても、俺のすさんだ心を変えることはできなかった。

 

 

「こんなふうにしたのは、てめえだろうが!ふざけるなよな。」そう言って、家を飛び出した。

街を彷徨いながら、自販機を壊したり、物を盗むことを考えていたあの時。

 

 

 

そんな父とも和解ができたのです。

7年前だったかな。

父が突然、僕の住むフィリピンに来てくれたのです。

 

文句を言いに来たのか。もう金輪際、家族としての縁を切るという書類にサインが必要なのかと色々と考えた。

 

テーブルを挟んで、父は、僕をじっと見ている。

「お前は今、ボランティアでフィリピンのまずしい子どもたちの為に、日本で講演をしながら、寄付を募っていることをお父さんは知ったよ。」

 

「人様のお役に立つことを一生懸命しているお前を、俺は誇らしく思う。」

「お前を突き放した俺を許してくれ。」

 

 

そういうと、俺を抱きしめてくれた。

 

そうだ。あの映画「ボヘミアンラプソディ」のフレデイと父親の様に。

 

 

今日本で絶賛公開中だと思います。

この映画は父と子の和解。

LGBTへの偏見。

 

そんなことが描かれている映画です。

もちろんあんな綺麗事ばかりじゃなかったと思うけれど。

 

そんなことはどうでもいいんだ。

俺は、あの映画を見て、父と和解できたあの日の喜びを、今一度味わうことができたんだ。

それで充分だ。

 

 

まだ見ていないみなさん、どうか僕からのお願いです。

映画館に足を運んでください。

よろしくお願いします。

 

偏見がなくなり、家族が和解し合える様にと僕は祈ります。

 

 

 

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