発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、テルとエイジとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

他者との関わり方は学校で学んだ テル

セブゲストルーム新しい住人

 

この団体は38年間の支援の中で1000人近くの人たちの支援を行ってきました。

不登校やひきこもりの人たちの支援です。

支援初期は発達障害の診断がなかった青少年も多かったそうです。

現在はほぼ診断が降りている人たちの支援になっているそうです。

 

で、今まで支援してきた人たちの全ての人たちが、他者との関わりが苦手な人たちだったそうです。

それが不登校やひきこもりの主たる原因だとこの団体は考えています。

 

自信満々にひきこもっている人と出会ったことがないとスタッフの青木さんは話しています。

 

だったら、他者との関わり方を身につければ、不登校やひきこもりから回復できるのでしょうか?

 

 

僕も他者との関わり方がわからなかった一人です。

で、小学校に行くのが怖くて仕方がありませんでした。

小、中、高、と不登校でした。

22歳まで家から出られませんでした。

 

 

で、その後人と関わる練習を長期に渡ってした結果、現在は東京で小さな会社で技術職として働いています。

 

どうやって人との関わり方を学んだのか?

 

 

それはもう一度学校に行ってそこで学びました。

4年間に渡って学びました。

大学に通っている毎日が練習でした。

 

日本の大学に行くことができればいいのですが、小学校から22歳まで他人が怖くて家から出られなかったわけですから、日本の大学に行くことは無理でしたね。

 

 

それで、「外国に行くと、他人の目がそんなに気にならないよ。」と言われて、確かにそうかもしれないと思って試しに外国に行ってみたら、確かに日本よりは気楽に過ごせるし、周りの目を気にすることもなかったです。

 

 

それから、自信ができて回復に向かいました。

なんてことはなく、一進一退の時期が一年近くあって、今思えば少しずつ自信を獲得していった感じです。

 

 

今会社で社会に揉まれながら思うのですが、やはり大学に4年間通ったことは回復への最大の支援プログラムだったと確信しています。

 

学校って、小さな社会なんだと思うんですよ。

その学校での学びはあとあとの実社会に所属して、生きていく上で欠かせないものだったと思うのです。

 

 

もちろんずば抜けた才能があって、個人で生きていける人も世の中にはいるし、その人たちには学校は必要ではなかったかもしれない。

 

 

でも僕のような凡人にはやはり学校での周りとの関係を築いていく作業はとても大切でした。

そう思うのです。

 

 

学校に行かなくても生きていけます。

でも僕は学校に行くことで、社会の中で年齢と性別が違う人たちと共に生きていけるようになったと思うのです。

 

学校が全てだとは思いません。

でも僕にはとても必要なものだったということ。

もしあのまま行かなければ、一生変な思いをひきづっていたと思います。

 

 

それだけのこと。

 

 

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一般社団法人 青年生活教育支援センター

 

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