発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

10年間ひきこもった僕から君へ。 ブン

 

f:id:smilehousejapan:20200227152823j:plain

2006年 斎藤環先生講演会後の歓談会  懐かしい写真です。青木がいない?

 

 

 

 

僕は小学校4年生から不登校になってしまった。

今でもその当時のことをはっきりと覚えている。

勉強にしても集団行動にしてもクラスのみんなが、わかるのに自分だけがわからない。

 

 

勉強も集団行動も、何もかもがみんなから遅れていく。

「学校に行ったらまた失敗するだろうな。」と思ったら、不安はさらに大きくなって、とうとう学校に行くのが怖くなって行けなくなってしまった。

 

 

 

その時に僕の人生の何もかもが終わったと思った。

みんなから僕1人だけが、離されていくことがとても怖かった。

 

 

どうしたら良いのか?

今、何をしたら良いのか?

誰もそれを僕に教えてくれる人がいなかった。

 

 

僕はたった1人で不安と立ち向かっていた。

そして10年間ひきこもってしまった。

ひきこもりたくなかったけれど、選択肢がそれしかなかった。

 

 

その時の感情が、1年前まで時々出てきた。

自分を強く否定する感情。

そんな感情を自分の中でうまく処理できなかったんです。

 

 

青木さんにそんなことをもう一度話してみた。

 

 

青木さんは「でも今は勉強がわかると感じませんか?」と僕に聞いてきた。

しばらく僕は返す言葉が思いつかなかった。

 

 

 ひきこもりをやめて、サポートセンターから支援を受けるようになって、東大さんが中学で学ぶ勉強を丁寧に教えてくれた。

英語はABCから教わった。

 

 

勉強がわからなくて、イラついて教科書を床に投げ捨てたこともあった。

そんな時でも、東大さんは怒りもせずに、さらに優しくなって僕に教え続けてくれた。

 

 

1年と6ヶ月間の勉強生活で、僕は高卒認定試験に合格した。

それからフィリピンのセブ市で、英語を重点的に1年間学んで今は大学1年生です。

 

 

 

大学生活の中で、他のフィリピン人の学生より、成績が良い 僕です。

もう少し、英語が堪能になれば、1番の成績を取れると 思っています。

そういう意味で、自信がつきました。

 

 

 

 

昔、感じた〈自分を否定する気持ち〉は今はなくなった。

その気持ちに変わって、これから将来どうなるんだろうという不安な気持ちが出てきた。

 

 

今までは幸せではなかったけれど、これからは幸せになりたいから、とても強く将来のことを考えているのだと思う。

 

 

僕は10年間ひきこもってしまった。

同世代と比べて、10年間の差ができたことになる。

しかし、今はそう思ってはいない。

 

 

 

みんなに追いつけるし、みんなを追いこすこともまだ可能だと思っている。

そのために毎日必死に勉強に励んでいます。

 

 

もし10年間ひきこもってしまって、後悔している人がいたら、僕はこういいたいです。

「諦めない限り、同世代を追いこすことさえまだ可能ですよ。」と。

 

 

もちろん必死にやり続けなければいけないことは確かだけれど。

 

 

何をすれば良いのか。

どのようにすれば良いのかを。

一緒になってあなたにあった支援をしてくれる人を探しましょう。

 

 

1人では無理ですよ。

誰かの助けを借りましょう。

 

 

下記バーナーのクリックを押してください。

ご協力をお願いします

 日本ブログ村に参加しています。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村

 

 

いつもご協力をありがとうこざいます。

    1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。

          クリックをお願いします。