僕は、何かをするにあたり、できるだけたくさんの情報を頭に入れようとします。
結局、それを整理することができず、何もできずに終わってしまうことが多いです。
僕には、「この程度でいいんだよ。」というのがわからないのです。
とにかく頭の中を整理することが困難なのです。
それで、混乱してしまう。
疲れてしまう。
何もかもが嫌になってしまう。
小学校からほとんど学校に通うことができなかった僕ですが、そんな自分の特徴がわかったのは、この団体で支援を受けてからです。
小学校も中学校も、考えすぎて自滅してしまったということが今ならわかります。
小学校でも中学校でもなんとか学校に戻ろうとはしました。
そんな時に面接してくれた先生から、よく言われた言葉があります。
「何が問題なのか先生に教えて。」・・・。
先生はなんとか僕の不安を読み取ろうとしてくれましたが、自分で何が問題なのかがわからないのですから、答えようがなかったです。
先生に非は何もありません。
スクールカウンセラーの人も一生懸命関わってくれたのです。
しかし、従来のカウンセリング的なやり方では、僕たちの様なタイプの生徒には通用しないです。
無理ですよ。
座学も無理なんです。
青木さんが小学校5年、6年の担任の先生との交流をブログで書いていました。
僕はそこに僕たちの様なタイプの人たちへの関わりのヒントがあると思いました。
青木さんに言わせると、「昔の先生より、今の先生は格段に忙しくなり、ゆっくりと生徒のことを考えるゆとりはなくなっているんじゃないか。だから学校に多くを求めるのは無理がある。」と言っています。
誤解しないでくださいね。
学校には意味がないとは言っていませんし、当の青木さんも学校に戻った方が良いという立場をとっている人ですから。
僕たちの様なタイプの子どもには、やはり1人1人に合わせた支援しか通用しないのです。
〈オーダーメイドの個別支援〉とこの団体が言っていることです。
一人一人に徹底的に寄り添いながら、できることとできないことを本人に理解させてあげる。
苦手なことをどうしたら良いのか一緒に考えて、解決策を見つける。
僕たちの様なタイプの人にはそのような支援しか、効果はありません。
僕は今更ながら、そのことを強く感じます。
※日本ブログ村に参加しています。
この記事が良かったと思われましたら
下記の画像をクリックしてください。
ご協力をお願いします。