事務所に来たバード君を一目見て驚きました!!
アロハシャツにオフホワイトのチノパンにデッキシューズ。
???
何が起こったのか理解できませんでした。
思わずバード君の顔を2度見してしまいました。
紛れもなくバード君なのです。
「どうしたの?」
「服のことですか?」
「とても素敵じゃない」
「えーと、これはですね・・・そのですね・・・。」
そう言いながら、体をくねくねとタコのようにしている彼です。
久しぶりに彼の変な動作を見ました。
「ハアハアハアハア」と声を出しながら「失礼します。」と言い残して、足早に事務所から出て行ったバード君。
理解ができません。
1時間後、電話がかかって来ました。
「今からまたそちらにお邪魔してもよろしいでしょうか?お忙しくありませんか?」
「大丈夫ですよ。」と言った途端に部屋の呼び鈴がなりました。
玄関前で電話していたのです。
「あのですね。報告があります。私こと○○はこの度彼女のご両親とお会いしまして、ご挨拶した後、正式におつきあいの許可をいただきました。
報告が遅れまして誠に申し訳ありません。」
「これが私の彼女です。」
というと、スマホの写真を見せてくれました。
さらに驚きました。
とてもとても綺麗なお嬢様なのです。
???
その日は1日???ばかりです。
そして冷蔵庫からケーキを取り出して私に渡してくれました。
「今まで色々とありがとうございました。私こと、バードは本日をもちまして支援を卒業とさせていただきます。このご恩は一生忘れません。」
そう言うと同時にカバンから封筒を渡してくれました。
「声に出して言えないので、僕の気持ちをしたためました。」
封筒には大きな手描きのハートマークが💌!!
???
「これ彼女への手紙じゃないの?」
???
バード君がフリーズしました。
❤️マークは彼女だけにするものだと言うことがよくわかっていなかったようです。
ケーキはホールケーキです。
高島屋で買ったのですから、5000円はするでしょうね。
取り出して見たらまた???
〈Happy Birthday マルさん〉とメッセージが・・・。
「わたし誕生日はもう終わったいるんですけど。」
「???あれえなんだこれ?」
「Happy Birthday って書いてくださいとあなたが注文したのでしょ?」
「いいえ。言ってません。」
「???」
「お店の人は必ず『誕生日メッセージですか』と聞くよ。
あなたがそうですと言わない限り、こんなメッセージを勝手に書かないけれど。」
「・・・・・・」
「そして、書き終わった後に確認のために、もう一度見せるよ。
なんて言ったのか思い出してみて。」
「店員さんに『めでたいのです。おめでたいんです。』と言いました。」
「ああああ、あなたは頭が一杯になってケーキ屋さんの話は何も聞いてなかったのね。」
「マルさんの誕生日は○月○日です。ちゃんと覚えていますよ!!」
「なんでこんな間違えするかな。」
ちなみに封筒の中には何も入っていませんでした。
書いた手紙は机の上に置いたままだったそうです。
残念ながら、卒業はまだ少し先のようです。
下記バーナーのクリックを押してください。
ご協力をお願いします。
日本ブログ村に参加しています。
いつもご協力をありがとうございます。
1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。