発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

何い!?。彼女が欲しいってそう言ったよね!!東大

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    僕の写真はあまり撮ってないそうです。ヒロさんどうぞ。

 

 

 

少し前の話です。

 

 

高校中退後10数年間ひきこもったトランプ君(髪形がトランプ大統領に似ているので、そう名付けられました。)は30代の男性です。

 

 

彼と僕とでお昼をしていた時です。

「東大さんは彼女はいますか?」と突然聞かれて、僕は驚きました。

彼はそのような話題をとても嫌がっていたからです。

 

 

 

「高校中退で10数年間ひきこもった男が、異性の話なんかしている場合じゃないですよ。やめてください。その話題は!!」と会話の最中に突然怒り出したことが以前あったのです。

 

 

それからスタッフは気を使ってその話題をしなくなりました。

それが突然そんなことを聞いてきたのです。

「何かあったの?」

 

 


「僕だって彼女が欲しいですよ。」

「30過ぎまで彼女がいないなんてあり得ないでしょう。」

「限界ですよ。」

 

 

「彼女がいないというのは、僕にはなんの魅力もないということなんです。」

「働いていなくても、中学しか出ていなくても、彼女がいる人は大勢います。」

「僕も彼女が欲しいんです。」

 

 

 

「キタァァァァァァ」

ヒロさんならこう書きますね。

 

 

 

青木さんなら鼻息が荒くなりそうな発言ですね。

トランプ君に人を好きになりたいとおもえるまでの自信がついたのですから。

 

 

僕たち支援者にとってはとても大きな意味合いを持つ発言です。

 

 

 

こういう場合には、どう対処したらいいのか?

とりあえず「すごいな、ほんと嬉しいよ。」とトランプ君には反応して置き「ちょっと電話をしてくるね」と時間稼ぎです。

 

 

「電話、電話」と心の中は大慌てです。

「あっ、青木さんですか、大変なんですよ。ええ、大変なことが起こりました。」

「えっ、事故とかかか」

 

 

「いえ」

「結論から言いなさい。大変なこととはなんなんだああああ!!」

「あの、その」

「はあ?」

 

 

「深呼吸しなさい、東大さん」

思わず電話を切ってしまった僕です。

「困ったな。話が変になってしまった。どうしよう。」

 

 

話は変わります。

 

 

あの、僕の漫画を描いてくれている人が読者の中にいるそうです。

「ありがとうございます。どんな風に描いてもらっても文句は言いませんので、伸び伸びと描いてくださいね。」

 

 

たぶん、僕が「えっーとえーっと」と悩んでいる場合なんかきっと、むずかしい数式を使ってその場をうまく乗り越えようと描くのかなと想像しましたよ。

 

 

楽しみです。

 

 

「いつもいつも、青木を頼っていてはいけない。」そう思った僕は、心を落ち着かせて、青木ならこういう場合どう話を持っていくのかを考えてみました。

 

 

「僕だって、彼女が欲しい。」という発言はこれからさらに支援を推し進めていく上で、とても貴重な場面なのですから。

 

 

一方、電話を切られた青木は、全スタッフに「東大さんに大変なことが起こったんだ!!支援している人の安全を確保してから、東大さんの元に向かってください。大至急!!」

 

 

 

本当の意味で

大変なことをしでかしてしまった僕です。

情けない。

 

 

明日に続きます。

 

 

 

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