スーツケースを酷使しています。でも綺麗に修理して戻してくれますよ。
パニックになると思考停止になってしまう僕です。
トランプ君の「彼女が欲しい。」という発言に驚いた僕です。
それにしても、この発言は回復への大きな前進でもあるので、余計に僕も興奮してしまったのです。
それで、「大変なことが起こりました。」という表現をしてしまったのです。
それを落ち着いたトーンの調子で言ってしまったので誤解を受けたのです。
普通でしたら少し笑いながら、声のトーンも1オクターブ上げて「大変なことが起こりましたよ。」と言わないといけないんです。
スタッフからそう教えられました。
実際にスタッフが僕に実演をして教えてくれたのです。
なかなかそんな風に感情表現を豊かにするのはむずかしいですね。
でも、練習して習得したいと思います。
さて、トランプ君です。
いつも青木ばかりを頼るのではなく、自分で考えたいと思った僕です。
この場面では自己判断で関わっても、大きな間違いは起こらないと判断しました。
「『トランプ君の彼女が欲しいっていう発言。』ってとても素晴らしい発言だよね。」
「彼女が欲しい。」と思えるまでの自信ができたんだよ。」
「僕にしても同じだよ。彼女が欲しいと口に出して言えるまでにはサポートセンターで3年近くお世話になってからだったから。」
「それで、東大さんは今彼女がいるんですか?」
「いない。」
「何してたんですか。僕の心配するより、自分の心配した方がいいでしょ。確か、今57歳でしたか。もう時間が残っていないですよ。」
「60歳の爺いなんか誰も目を向けてくれませんよ。」
「そうかな。」
「そうに決まっているじゃないですか。なに言っているんですか?」
「確か、サポートセンターで5年間支援を徹底的に受けてきたんですよね。それでも彼女はできませんでしたか?」
「青木さんや他のスタッフはそのことについてなんと思っているんですかね。」
「・・・・・・」
「東大さんは背が低いですけれど、フィリピンでは日本ほど引け目はかんじなくてもいいでしょ。」
「それと、見た目は30代でも通るんじゃないですか。」
「大学で女生徒からデートに誘われたんですよね。その話をヒロさんから聞きましたよ。ところが『門限が6時なのでごめんなさい。』と断ったとか。それって本当ですか。」
「はい、本当です。」
「はあ?何やってるんですか。」
「子どもじゃあるまいし。」
「怖かったんだよね。」
「デートってしたことがないし。2人きりでなにを話せばいいのか。キッスは何度目のデートでするのか。どこに連れていけばいいのか。なにもわからなくて、怖かったんだよ。」
「あの、それっておかしいですよね。サポートセンターはそういうところまで徹底的にきめ細かく教えてくれますよね。」
「それなのにわからなかった。?」
「確かに教えてくれたけれど、その時の僕は自分の中身の成長で精一杯で、そんなことはもっともっと自分がしっかりした大人になってからの話だと、遮断してしまっていたんだ。」
「遮断したんですか。で今も遮断中なんですか。」
「・・・・・・」
「それは一番最初に僕が東大さんに話したことですよね。」
「ここまでになったら、やろう。」という考え。
ゼロか100かという考え。
その考えが僕をこんな状態にしてしまったんですよ。
「失敗するのが怖いから、やらなくても良い理由を考えたんですよ。」
「パーフェクトにしてから、やろうなんて思っていたら、いつまでも同じまま。」
「やるんですよ。行動あるのみ。失敗したら、そこで立ち止まって考えればいいんですよ。」
「失敗して初めて僕たちのような程度の悪い発達障害の人間は気付くんですよ。」
「失敗する必要があるんです。それを恐れていてはなにも前進しませんよ。」
恥ずかしかったです。
図星です。
言い訳できません。
情けない。
ほとんうに情けない僕です。
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