制服が似合っていますね俊介さん
運動神経ゼロ。
小学校、中学校と体育の授業や校内球技大会で散々ハバにされた俺です。
自分は運動神経が悪いなんて思ってもいませんでした。
頭の中ではここで味方からボールを受け取ってシュート!!
決まった!!
そう思っていました。
ところが・・・・・・
俺にボールが来た、ゴールが見えた。
よっしゃあ、シュートだ !!
ゴールしたのは俺の右足のシューズだった。
「おい、おめえが何にもしないのが一番の協力だ」
そう言われていた俺です。
サポートセンター名古屋でも当初は職員達とバスケや、卓球、野球、水泳、縄跳びなどをしました。
それは俺の運動神経がどの程度なのかを図るためのものでした。
結果・・・・・・
ゼロでした。
マイナスじゃなかっただけいいかと思ったけどな。
そういえば、体操やダンスなんかもやらされたな。
自分としてはダンスが一番いけていると思っていた。
しかし、笑いをこらえていた職員が我慢できなくて笑ってしまった。
そう。
それほど俺の動きはおかしいんだ。
思い出した。
フィリピンでテレビや映画のオーディションを受けまくったんだ。
どこの審査員も俺の動きを見て笑っていた。
それが逆にPRとなり俺にちょい役の仕事が舞い込んだ。
2作目は準主役で、俺の役どころは、フィリピンパブに嵌って人生台無しにしたサラリーマンの役どころ。
残念ながら、高校の試験と重なって断ってしまったけれどね。
まあ、おかしいんです、俺の動作。
しかし!!
おかしいのは俺だけではないんだ。
サポートセンター名古屋で支援してきた多くの人たちにおかしな動作が見られたんだ。
大統領は別名「ロボティ」
あいつの動きは昔の映画に出てくるロボットにそっくり。
Pepper君のほうが滑らかだぜ。
一目見たら、「ああん、なんだこいつ」って誰もが思うんだ。
名無しとは会っていなかったけれど、たこ人間らしい。
ハゲは長いまっすぐな道を歩くとしたら、どんどん右に逸れていってしまう。
階段の上り下りができない。
踏み台昇降ができなかったらしい。
俊介さんは手の動き。
大野さんは体が反ってしまう。
あとはえーっと、そうだ女の人いたよね。
あの人はすり足で歩く癖があったんだって。
すごいぞ、発達障害。
動きが変んだ。
あのですね、この動きが変だということで、やはりいじめにあうんですね。
「おかしいぞ」ってみんなが思うわけですよ。
特に中学なら今頃運動会ですよね。
はい、集団行動できません。
回れ!!右ってあるじゃないですか。
はい、青木ハゲ君、何度やってもできません。
できないとめちゃくちゃ目立つじゃないですか。
そんで、ふさげているということで先生からビンタ。
鼻血ぶー。
はい、みんなの笑い者でさらし者。
俺たち発達障害者は運動会、文化祭ではいつもさらし者なんだ。
勉強もダメ。
運動もダメ。
集団行動もダメ。
常識もない。
そりゃあ、不登校になるさ。
家庭内暴力も出るさ。
ひきこもりたくなるよね。
ところが、程度の悪いアスペな俺。
体育が1だった俺。
今は昔とは大違い。
練習なんですよ。
練習すれば、変わるんです。
練習しなければ今でも挙動不審者として検挙される毎日だったかもです。
明日は何をしたかをご説明いたします。
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