大野さんが支援者として活動し始めました。
俺が住んでいるフィリピン。
その中でも俺の移住地域は赤道に近い。
そのくせ夜中にはスコールがあり肌寒くなることがある。
で、よく風邪をひく。
一昨日喉が痛かったのが昨日は咳が出て熱もでた。
で運良く今日は休みで布団の中に潜って寝ていた。
昨晩は熱も出て、スタッフが着替えを出してくれて、汗もタオルで拭いてくれた。
少し落ち着いたら眠りについた。
母の夢を見た。
俺が3歳か4歳の頃だと思う。
その頃の母は鬱でもなくいつもにこやかに俺を見守っていてくれた。
滑り台での出来事。
前の子どもが滑り落ちるのが怖くて躊躇している。
だんだん俺はイライラしてきて、そいつを押してしまった。
頭から地面に落ちて、大きな鳴き声を出した。
運悪くおいらも一緒に転落した。
俺の母親は真っ先においらの元に駆けつけてくれ、おいらを抱きしめてくれた。
その時の母の匂いを今でも覚えている。
母親に連れられて怪我をさせてしまった子どもの家に謝りに行った。
幸い、大きな怪我はしなかった。
しかし、おいらの代わりにこっぴどく叱られた母親。
程度の悪いアスペルガーのおいらでさえ、いけないことをしてしまったことは、母親の神妙な顔つきでわかったんだ。
ふと、母が言ったんだ。
ヒロの好きなアイスクリーム買って、お家で食べようか。
俺はアイスクリーム屋であれでもないこれでもないと色々と手に取っていた。
いいよ、好きなのみんな買えばいいよ。
自宅で母親の膝に座り安心しきって食べるアイスクリームはとても美味しかったんだ。
母は「美味しいね」と何度も繰り返しながら微笑んでいた。
こんな夢をみたのには理由がある。
サポートセンター名古屋で支援をしている青少年のうち母親が鬱や統合失調症で十分な愛情を受けられずに育った人たちがいる。
俺や大統領の他にもいるんだ。
一人の少年が夜中にサポートセンタースタッフの携帯に電話をした。
お母さんのことを考えたら不安で眠られない。
怖いからそばにいてほしい。
鬱のお母さんとお父さんの間で離婚の話が出ているらしい。
お父さんは鬱のお母さんを嫌っている。
もし離婚となったらお母さんはどうやって生きていけばいいのか。
そのことを考えたら眠られない。
発狂しそうだ。とのこと。
サポートセンタースタッフは事務所にその子を連れて行き、暖かいココアを入れて、美味しいお菓子(事務所にはいつも高島屋の地下にある銘店のお菓子が置いてある)を出して、過ごしたらしい。
そのスタッフは悲しい過去を背負っている人なんだ。
自分の悲しい過去のことは誰にも話さず、ただただ、子供達の声に耳を傾けてくれる人なんだ。
その話を聞いて俺は母親の夢を見た。
もう二度と会えない母親だけれど、どうか幸せに暮らしていてほしいと思う。
もし、仮に、万が一会えることができたら・・・・・・
その時のためにおれは一生懸命勉強しているんだ。
「あんたのバカ息子は立派になりました。」
そう言えるようにとね。
今日も読んでくれてありがとうごさいました。
風邪は大丈夫です。
俺よりも、ハゲが、風邪をひいてフィリピン行きを中止しました。
9年間一緒にいるがこんなことは始めてだ。
疲れが溜まっているんだろうな。
頼むから後5年は生き抜いてくれよ。
頼りにしているからな。
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