妊娠5ヶ月目の私、なんでやねん!!
3つの嵐。
2つの嵐に関しては前もってくるということを、支援してもらっているスタッフから聞かされていたんだ。
「勉強」と「学校での先生やほかの生徒たちとの関係」が2つの嵐。
「勉強の嵐は、大丈夫、少し強い風が吹く程度ですむから」とスタッフは何十回も話してくれた。
僕も、「人の4倍、人の4倍の努力」と自分に何度も言い聞かせていた。
学校での人間関係に関しては、毎日学校であったことを、報告すること。
スタッフが毎週学校に赴き、先生方と話し合いのときを持つということになっていた。
「だから、何も心配はない」
これから始まる「未知の世界大学生活」で不安になっていた俺に、微笑みながら、励ましてくれていたんだ。
今にして思うと、スタッフに「隙」があったように思うんだ。
大丈夫だということから、もう少し、ヒロさんを変えようということで、「新生ヒロ誕生」プロジェクトが企画されたんだ。
人間の女性とは金輪際つきあうことなど、考えもしなかった俺だ。
だって、あれだけクラスの女生徒から、無視され続けたんだ。
俺にとって、女性は「恐怖」以外の何者でもなかったんだ。
そんな、俺に「人間の彼女」をというプロジェクトが企画された。
その企画チームの責任者がおっさんだ。
忙しい、おっさんが直々乗り出してくるということは、「マジ」だと俺は思った。
「何か、新しい、期待できることが、やってくる」俺は、このプロジエクとチームに身をまかせたんだ。
プロジェクトチームが始動した。
俺がみるみる変わっていく・・・。
すみません、「インターナショナルハイスクール卒業への道」は原稿が没となりましたんで、お詫びと報告いたします。
では明日。
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