どうも、大統領です。
日本に帰国したんよね。
なに、この暑さ!!
赤道に近いフィリピンより暑いなんて?
倒れそうになって、思わず喫茶店に入ったんよ。
名古屋人にはおなじみ「コメダ」です。
で、初コメの初喫茶店。
このことはまたいずれ書きたいんよね。
引きこもっていた人たち・・・
初めて、一人で入る喫茶店
初めてオーダーしたマクドナルド
などなど、引きこもっていた人たちでしか共有できない独特なあの感じなんよね。
で、オーダーとりにきた人、顔真っ黒だったんで二度見してしまった。
名札みたら、外国人だったんよ。
日本語めっちゃくちゃうま!!
僕は心臓がどきどきしたんよ。
僕の英語をみなさんにお披露目する時がついに来たと感じたからね。
周りの気配を伺ったんよ、休憩してるようなサラリーマンや大学生カップル、おばさん連中などなど
その前に、トイレにいったんよ。
している最中に、頭ん中で、何話すか考えたんよ。
トイレ出て、席に戻るまでにサラリーマン風のおっちゃんとすれ違ったんよ
おっちゃんが「開いているよ」と言ってくれたんだ。
僕が来店したばかりだと思って、奥に席空いているよと言ってくれたんだ。
僕は日本人ってなんてすばらしい国民なんだって、涙出そうになったんよ。
席に戻ったら、日本人がオーダーとりにきたん。
小心者の僕は、アイスカフェオレ注文してしまった。
でも、隣の席を片付けにきたから僕勇気をだして、話しかけたんよ。
みなさんに、僕の流暢な名古屋赤みそ風味なENGLISHをお聞かせできなくて残念ですね。
その女性、スリランカから来たんだって、今こちらで勉強しながら、働いているんだって。
日本の印象はごみ落ちていない、優しい日本人、お金持ちの日本人だって。
納得いかんのよね、僕英語で話しかけているのに、その人日本語で答えるんよ。
なんか、僕の英語に納得していないんじゃないかと思ったんよ。
だって、僕とその人の会話って、ほかの人から見たらどう思われるんだって不安だったんよ。
お互い、英語でやり取りして、ちょっとジョークなんか入れて、「Really?」ってちょと手を上に上げるやつあるじゃない、あんなことしたりしてさ、周りのサラリーマンとか大学生に、「あいつ、若いのにすげえ」っておもわせたかったんやけどね。
まあ、今から考えたら、その人はその人で日本語会話練習のいい機会だと思ったんやろうね。
「お年は?」
「23歳」
いや、すごいは!!
食費をケチって貯めに貯めて、日本に来たんだって。
このまま日本に暮らしたいって。
僕の意識がスリランカに飛んだんよ。
僕、大統領はスリランカの中心街にある喫茶店で働いています。
スリランカ語でお客様の注文を取っています。
お客様から、あなた中国人って聞かれたので、僕はたどたどしく、スリランカ語で返事を返しました。
ふっと、意識が名古屋のコメダの僕に戻ったんよ。
御光がさしていたんよ、そのスリランカの女性に!!
僕にはできないことをこの人はやっている。
しかも、喜びと希望に満ちあふれているんだ。
その証拠が、このすてきな笑顔なんだ。
僕のなにかが心の奥深くで目覚めた。
飲みかけのコーヒーをそのままにして、会計に行った。
会計のお兄さんは一目で韓国人と分かった。
たどたどしい日本語じゃないんだ。
名札を確認したら、やっぱ韓国人だった。
店を出て、我慢できなくなって、青木さんに電話した。
僕が感じたことをマシンガンのように話した。
僕は英語で青木さんと話していた。
内容は明日にします。(青木さん、話長いんです。でも感謝しているんよ)
道行く人が僕をみている。
「すげえ、英語でなにげに話していやがる、若いくせに」
僕のプライドが満足した。
「ふっふっふ、中卒でございます、でも今は仮の姿、みなさんとは違うのです」
携帯をバックにしまおうとして、目線を下にしたとき・・・
おじさんの優しい一言「開いているよ」の意味が分かったんよね。
僕の大切な何かが、こんにちはをしていた。
僕はその場から、離れるために、裏通りを全力で走り抜けていった。
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