あのさ、青木さんあんたの為に走り回っとるで なんやのその笑顔
ヒロさんの失敗は僕へのアドバイス。
だから、ヒロさんのやっていることをしっかりと見て考えていきましょう。
スタッフからそう言われた。
確かにそうやろな、生きた教科書。
今起きているこれは事実なんだから。
発達障害って幅が広いんよ。
アスペルガーと診断されて大学を卒業して就職、結婚そして本を出したり講演会したりしている人たちがいるよね。
もちろんさ、その人たちはその人たちなりの大変さがあったんよ。
なんとかそれを克服して今の状態にあるんやろうけどさ。
僕やヒロさんとは大違いなんよ。
間違えんといてな、不幸自慢なんか一切してないで。
僕たちはさ、小、中と不登校やで、学校の勉強にまったくついていけへんかったは。
「毎日授業中寝ている振りをすることの辛さ」
そんで、クラスのみんなともうまくいかんやろ。
あっちいけ、気持ち悪い、学校くんな
携帯のメールでのやり取りも誰からも来んかったな。
今なら「LINE」なんやろ。
で、怖くて学校いけんようになったんよ。
それからずーっと部屋でゲームしとった。
1日誰とも口聞かずにな。
イライラが高まって部屋のもの壊しとったな。
それが僕たちなんよ。
程度の良いアスペルガーの人たちと一緒にしんで欲しい。
ヒロさんは日常生活をみんなに見て欲しくてさらけ出しているんよ。
それは本当に生きていくのが大変な程度の悪いアスペな男の生き様。
つまづいて、倒れて、手を差し出されて、起き上がり、また倒れる。
でも決して諦めない。
幸せになるために生まれてきたんだから。
スタッフの人が僕に熱く語ったんよ。
スタッフの人泣いとったわ。
僕も危うく泣きそうになったんで、ちよっと散歩!!
ヒロさんみたいな子どもを持つと大変なんや。
(ぼくの家もそうやったろな。)
家庭がめちゃくちゃになるよね。
おかあさんの悲しみ、苦しみか。
ヒロさんはお母さん思いなんよ、今はだよ。
でも、もうお母さんとは会えないと覚悟しているので、こんな俺みたいにならないようにとの思いから、自分のことをさらけ出している。
また、こんな俺でも頑張れば、俺みたいな子どもを抱えて助けを求めているおかあさんの役に立てると毎日頑張っているんだって。
散歩から帰ったらスタッフが同じ姿勢でいて、また話を再開したんで、正直堪忍してな。
はあ、また散歩行ってきます。
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