発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 大学に行けなくなってしまいました。 ヒロ

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嘘は言えません。

「昨日から大学に行っていません。」

2年になってからとても難しくなってしまいました。

 

 

 

今年に限って僕へのビザの発給が大変遅れてしまいました。

10ヶ月もかかってしまいました。

今年の1月から3月まで、大学への登校が禁止されるという信じられない事態も起きてしまいました。

 

 

 

 

その事もあって勉強に遅れが生じたんです。

それで点数もひどい点を取ってしまいました。

その挙げ句担当教師から、叱責を受けたのです。

 

 

 

悪いのは僕です。

点数が悪ければ単位はもらえません。

大学は勉強しに行く所です。

 

 

 

 

ついて行く事ができなければ、やめるしかないんです。

先生から一方的にマシンガンの様な英語でまくしたてられたんです。

最初は「落ち着こう」「大丈夫、まだ留年と決まったわけではない。」

 

 

 

 

そう、自分に言い聞かせました。

しかし、先生の僕への語りかけが、悪意に満ちたように受け取られました。

僕の人格に対しての攻撃に受け取られました。

 

 

 

突然、中学校の時のひどいいじめの記憶がよみがえってきました。

手が震えました。

「早く、その叱責をやめてくれ、さもないと、暴れてしまう。」

 

 

 

 

暴れたら、最後です。

大学も退学。

外国人には厳しいので、即刻強制退去がまっています。

 

 

 

こんな中途半端な状態で日本に帰っても、どこも雇ってはくれません。

僕は、何が何でもここでお金を稼ぐようにしないとだめなんです。

気持ちは切れませんでした。

 

 

スタッフに「これ以上はだめだから、一旦教室から離れます。」とメールをうちました。

青木さんにも同じ内容でメールをしました。

 

 

青木さんは今マニラで焼鳥屋の開店準備で半端なく忙しいのに

すぐに、返信が来て「今電話してもいい」と聞いてくれました。

「大変だったね。今の気持ちを教えて下さい」と言われました。

 

 

 

 

「自分が情けない。」

「情けないって思っているんだ。」

「昔なら、暴れているか、学校行かない事を内緒にしているかだったから。昔とは違うね。」

 

 

「昔と一緒にしないでください。」

「俺は変わったんだから。」

「その授業には出なくても他の授業には出ますから。」

 

 

 

「大丈夫そうな声を聞いて安心したよ。」

「また、来週そちらに行くから。」

本当にこの人、話がうまいんですよ。

 

 

 

でも、昨晩怖い夢を見ました。

中学の時のひどくいじめられた光景でした。

自分の存在事態が否定されている。

 

 

深夜に目が覚めました。

僕は、すぐに祈りました。

「僕の助けを待っている人がいる。」

 

 

 

 

「僕を必要としているフィリピンの子ども達がいる。」

声を出して呪文のように唱えました。

 

 

 

「僕は尊い存在だ。」

 

 

 

 

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