発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

回復に絶対必要なものとは?東大

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 僕は、嫌な出来事でしかない過去と対峙することができたのです。 

 

 

過去と対峙するなんて、とても辛いのです。

できたら過去を遠ざけ続けたい。

 

 

 

しかし、対峙しないといつまでもそれを乗り越えることができない。

 

 

 

「どうして、あの時やらなかったのだろう。」

「戻れるならば、あの時に戻りたい。」

ひきこもっていた30年間、毎日のように繰り返し思っていた。

 

 

 

もういやだ。

こんな繰り返しは清算したい。

できるならば。

 

 

 

 

 僕が、過去の出来事を思い出す作業を後押ししてもらったのは、僕の話を聞きたいと申し出てくださった人たちがいたからです。

 

 

 

数人の方から、メールや電話で、「息子が何を感じているのか。何を考えているのか知りたい。だから、あなたの口から話が聞きたい。」という要望をいただきました。

 

 

 

「僕のこんなどうしようもない話を聞きたいと思っている人がいる。」

このことを知った時は大きな驚きでした。

 

 

 

いや待てよ。

こんな価値のない話と思っているのは、僕自身で、世の中には、僕のような状況の人たちがたくさんいて、そんな子ども持つ親は悩んでいるんだ。

 

 

 

だからこそ、僕がその親子さんたちに伝えることができるんだ。

語る人はほとんどいない。

ならば、僕が語りたい。

 

 

 

僕が、多くのおかあさん方のお役に立てるのか!?

足の底から、何か力が湧いてきた感じがこの時しました。

 

 

 

よし、正確に過去のことを書き記そう。

冷静に客観的に、何が起きて、どう僕が感じたのか。

 

 

 

そんな作業をするうちに、大野隆(僕の本名です。)がどういう人間なのか、3Dのように立体的に浮かび上がってきたのです。

 

 

 

つまり、僕の何が問題なのかがわかってきたのです。

僕の生きづらさの正体が浮かび上がってきたのです。

 

 

 

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人前でお話をすることが回復に繋がる。東大

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〈人前で自分の過去のできごとを話す。〉

これは確かに効果のあるプログラムなのです。

僕自身がこのプログラムを通してその効果を感じましたから。

 

 

と言っても、プログラムをこなした瞬間から突然、〈元気になった〉というわけではないのです。

話した当初は漠然とした気持ちでいました。

 

 

段々話す回数を増やしていくうちに、

 

 

1、自分の過去を整理することができた。

 

 

普段は、自分の過去に触れたくもない僕たちです。

触れなければならない必然がない限り触れることはないです。

できたら、遠ざけていたいことですから。

 

 

そうなんです。

必然なのです。

 

 

 

僕は、発達障害で有名な先生である小栗正幸先生の主催する研修会でもお話をさせていただく機会を得ました。

 

 

 

話を終えて、小栗先生から「必然があれば人はやろうとします。」と言われました。

「どのように必然を作っていくのかが大切です。」

「それも自然な形で作っていくことが大切です。」

 

 

 

なるほど!!

おっしゃってくださったその意味が、その時わかりました。

 

 

 

全てが回復へのためのプログラムなのです。

僕はその回復プログラムに乗っかっただけのような感じに思えました。

いやいや、すごいぞサポートセンター!!

 

 

 

思い出したくもない過去。

普段ですと絶対に思い出さない。

 

 

 

もしかして、思い出さないまま、新たに努力して社会に戻ることができた人もいるかもしれません。

そう思っていました。

 

 

 

 

青木に聞きましたら、「それはないな。」

「でもそういうなら、たいして傷ついてはいないケースでだろうな。」

 

 

 

 

「過去を整理して、それがどういう意味を持つのかを、その人自身が理解しないと前には進めない。」

 

 

 

「絶対に通らなければならない出来事なんだよ。」

 

 

 

2、過去の出来事が自分の人生にどういう意味を持つのか

 

 

それを考える作業をしました。

 

 

「人前で話をしなければならないので、やるのだ。」

 

 

「人前で、恥ずかしいと思っている自分の過去を話すなんて、あり得ないけれど、たくさんの人が何を感じて、どうしたかったのかを知りたがっているので、経験者の僕しか話せないことだから、話す価値はとてもあるのだ。」

 

 

 

話す必然を感じました。

だから、嫌な出来事でしかない過去と対峙することができたのです。

 

 

そして、過去の恥ずかしい出来事を聞いてくださった大勢の人たちが、共感してくれた時、僕の中で化学反応が起きました。

 

 

それはまた、明日お話ししたいです。

 

 

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女性への支援の日常1コマ 東大

 

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           教員の皆様への研修会

 

 

 

Aさんという方の支援をおこなっています。

Aさんは女性です。

 

 

 

その女性の事を色々とお伝えすることは、本人の承諾をとっていませんので、できません。

 

 

 

その女性はとても生きづらさを抱えています。

世の中大なり小なり全ての人たちが、何かしらの生きづらさを抱えていると思います。

問題はそれがどの程度なのかということでしょうか。

 

 

 

その女性に関していうならば、日常生活が送れないくらいになっていました。

そして、その女性のご家族からサポートセンターに依頼が来たのです。

 

 

 

自分とよく似た生きづらさを抱えている人たちが、支援を受けることで、確実に良い方向へと変わっている姿を、本人がブログを通して知ったのです。

 

 

 

「私ももしかして、変われるのかもしれない。」

 

 

 

その思いが強くなっていきましたが、不安が強くて、電話することもできない彼女でした。

 

 

 

それで、お母さんに、このブログのことを伝えて、サポートセンターに電話をしてもらったのです。

 

 

 

正直に書かないといけません。

女性の支援はとても難しいのです。

どう難しいのかは、僕では皆様にお伝えすることはできません。

 

 

 

でも、僕も女性の支援は男性と比べても難しいと日々の支援の中で感じます。

 

 

 

ですから、青木は女性の支援依頼を事情を説明してひとまず断ります。

 

 

 

しかし、私たちの支援を理解し、その上で、支援の依頼をされた方のみ、お引き受けしているのです。

偉そうな言い方で、ごめんなさい。

 

 

 

支援を依頼されるということは、そのくらいの覚悟がいるということです。

 

 

 

男性の支援より難しい女性の支援をお引き受けするのですから、私たち支援者も覚悟がいります。

 

 

 

 

 Aさんの支援が始まり、8ヶ月が過ぎました。

8ヶ月前と今では、別人のようです。

 

 

 

先日は、教員研修会の場で、5分程度の話をしようという提案をAさんにしました。

最初は関心があったAさんでしたが、数日前になって、不安が強くなりできないと自ら申し出たのです。

 

 

 

しかし、スタッフは丁寧に優しく寄り添いながら、話す場面を録画して、教員研修会の場で流すことを提案したのです。

 

 

 

途中、涙で話が中断してしまいました。

でも、中断した場面もそのまま教員研修会で流しました。

 

 

 

その場面を見ていた教員の方達の中には目頭を押さえておられる方もいました。

 

 

 

また、Aさん本人の希望で会場の1番後ろで、教員研修会に参加していました。

僕は、詳しくAさんの感想を聞いていません。

 

 

 

 でもこのできごとは、Aさんにとっても、支援をしている僕たちにとっても明日に繋がる大きな出来事だったと思うのです。

 

 

この話はまた明日続きを書きます。

 

 

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サポートセンターさん、皆さん、ありがとう。東大

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夢を見ました。

 

 

病院のベッドに横たわる私の枕元に、2人の子どもが立っています。

 

 

 

私の呼吸が苦しいところを見ると、私の最後の時が近づいているのでしょう。

彼女は、僕の手を優しく握り続けてくれています。

 

 

 

 

「たかしさん(僕の本名です)面会の方です。」と、看護師さんが数人の人たちを部屋に連れてきました。

 

 

 

「先生!!」と大きな声を出しながら、僕のベッドに駆け寄ってくれた数人の男女。

 

 

「◯◯です。この春からニューヨークの本社勤務になりました。」

 

 

「◯▲です。念願の子どもを授かりました。」

「先生に寄り添ってもらわなければ、私は幸せになっていない!!先生ありがとう。」

 

 

よかったね。

みんな幸せで、よかったね。

 

 

声がすでに出ない私です。

でも、頭の中で、言葉にしていました。

 

 

「ああ、最後の最後で私は、この世に生を受けた喜びを味わうことができたのだ。」

 

 

と思うと同時に、目の前が霧がかかったようになり、深い眠気を感じました。

 

 

目覚めた私の目の前にそびえる巨大な門。

「天国のとびら」と書かれてあります。

 

 

とびらが少し開いていて、その先に、見慣れた顔を見つけました。

 

 

「ああ、待ってたよ。」

「すごいよ。新しい回復プログラムを思いついたんだ。絶対にこれは効果があるんだよ。

少しお酒を飲みながら、話を聞いてくれないか。この先になかなか洒落たバーがあってね・・・」

 

 

「ハハハ。青木さん、僕たちもう頑張らなくてもいいんですよ。ひきこもりの人たちのことは少し忘れてゆっくりしましょうよ。」

 

 

もうお役目ごめんな僕たちです。

 

 

その日まで走り続けていきます。

 

 

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教員の前で支援のお話をしました。東大

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本日は、私がブログを書く番でした。

しかし、朝からドタバタしていて、今ブログを書いています。

 

 

 

本日は、教員の皆様にお話をさせていただきました。

50名近くの教員の皆様です。

幼稚園、小学校、中学校の先生、校長先生、特別支援に携わっておられる先生方・・・

 

 

私にとっては、とても嬉しい時間でした。

私の発表を青木が褒めてくれたからです。

 

 

怒られることはありませんが、今まで講演会の後には、次回はここを直そうと指摘されていました。

しかし、今回は話が終わった後に、「とてもよかった。」と一言、言っただけでした。

 

 

 

「何か直した方が良いところはありますか?」と聞き直したのですが、「今日のような感じで話せたら、どこに呼ばれても、じゅうぶんに話せるよ。」と言われたのです。

 

 

 

今まで数多く話す機会をもらいましたが、今日は、また特に心に残るものでした。

青木の話に深く感動したのです。

 

 

 

私だけではなく、多くの教員の皆様が、青木の話に深くうなづいていました。

泣いている先生もいらっしゃいました。

 

 

青木の話は、急遽話すことが決まったのです。

久しぶりの日本への帰国で、訪問や相談で話の準備にさく時間などなかったはずなのに、多くの人の心に届く話を準備したのです。

 

 

また、今回は私たちが支援をしている若い女性も、この話に参加しました。

 

 

参加するだけではなく、話してみようと、青木が誘ったのです。

大勢の教員の前では、まだ話すだけの勇気はありませんでした。

 

 

 

それで、急遽、話を録画して当日、会場で流したのです。

プライバシーに配慮して、後ろ向きに動画をとりました。

 

 

 

一生懸命に自分の言葉で、過去を振り返って話す姿。

心の底から、声を振り絞って話す姿に会場の皆様も心を打たれたようでした。

 

 

僕はその姿に、泣いてしまいました。

 

 

 

「本当に頑張ったね。」

「よかったですよ。」

 

 

と声をかけたかったのですが、それはできませんでした。

ごめんなさい。

 

 

 

その場でアンケートが記入されて、私たちの手元に届きました。

 

 

 

僕は、アンケートに目を通して、また泣いてしまいました。

 

 

 

やはり教員の皆様です。

私たちのテーマに特に関心を持ってくれた皆様です。

 

 

 

わかってくれているのです。

僕の気持ちを。

彼女の悲しみを。

 

 

 

ほんとうに、ありがとうございました。

教師の皆様、日々僕のような、青木のような大変手が掛かる子どもさんのお世話をしてくださいまして、本当に感謝です。

 

 

 

でも、先生の何気ない一言が、その後の人生を支えるほどのインパクトを持つことにもなるのです。

 

 

先生しかできないことがあるのです。

 

 

 

感謝いたします。

 

 

 

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かあさん、僕は元気です。東大

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マルさんにすっかり頼りきっていた僕です。

 

 

お久しぶりです。

東大です。

 

 

 

マルさんのように文章を書くことができない僕です。

気が重い僕です。

 

 

最近の出来事ですか・・・。

まあ、まあでしょうか。

 

 

こんなふうに書きますと、(こんな人に私の子どもを任せても大丈夫なのか)と親御さんは不安になられますね。

 

 

 

みんな元気にやっていますので、問題はないですよ。

 

 

はい。親御さんたちには、事務所から定期的にご報告をしていますので、不安にはなっていません。

大丈夫です。

 

 

 

というか、これだけ一生懸命やっても何も変化がないのならば、自信を失ってしまう僕です。

 

 

これだけやっているんだから、回復するというものではないのですが、やはり回復させる自信を持って、僕はやっているわけですから。

 

 

 

そのことより、問題は僕のプライベートです。

やはり結婚です。

大きく自分にのしかかってきます。

 

 

 

朝、起きて鏡を見る度、ため息ひとつ。

確実に老いが押し寄せています。

 

 

 

家族が欲しいです。

子どもと奥さんと僕。

守るべきものができたら、もっと意欲的になれるのではと思うのです。

 

 

青木が一生懸命、僕のことを考えてくれています。

亡くなった僕の母が、「息子の相手も探してくだされば、こんなに嬉しいことはないです。」と青木に何度も言ったそうです。

 

 

その母は、孫の顔を見ることなく天国に旅だってしまいました。

 

 

母が死ぬ2日前に、「僕はフィリピンで人生をやり直す。」と母に報告し、日本を後にしました。

母の死に顔は、苦しさからくる苦痛な表情ではなく、穏やかに笑みをたたえていたと姉が話してくれました。

 

 

 

母に対して、何も返すことができなかった僕です。

しかし、その話を姉から聞いて最後の最後まで、僕のことを思ってくれていたと感謝しています。

 

 

母には孫の顔を見せることはできませんでしたが、僕が早く相手に巡り会いたいのです。

 

 

 

少し前に見合い相手のお父さんとお会いしました。

後から、そのお父さんが青木に言いました。

 

 

「覇気がないね。あんなんで、私の娘を幸せにしてくれるのですか」と。

落ち込みました。

 

 

わかっています。

元気にならないといけないことを。

特にフィリピン人は、ユーモアの感覚を求めるのですから。

 

 

私にとっては、ひきこもりからの回復より、結婚の方が難しいみたいです。

 

 

「そんなこと言わないで、さあ練習、練習。」

青木からそう言われるでしょうね。

 

 

今年中になんとか相手を見つける覚悟でいる僕です。

 

 

頑張ります!!

 

 

応援よろしくお願いします。

 

 

※「結婚の相手を紹介します。」とのありがたい申し出をいただきます。

本当にありがとうございます。

しかし、私は自分の子どもが欲しいのです。

 

ですから相手の女性は、あつかましいことはわかっていますが、20代の女性を探しています。

難しいことはわかっています。

 

 

でも、頑張ります。

青木も大丈夫だと言ってくれていますので。

彼に任せておけば、やってくれると思っていますので。

 

 

自分でも一生懸命変わろうと、努力しています。

 

 

 

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母へ。マル

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今日から私は、お休みをもらいます。

少ないスタッフで運営している中で、長期の休みをいただくのは申し訳なく思っています。

 

 

この休みを利用して、家族と一緒に過ごす予定です。

 

 

新規の方からの問い合わせなど、サポートセンターへの連絡がスムーズにいかなくなる場合もあるかもしれませんが、申し訳ありません。

 

 

 

私は、ひきこもっていました。

それ以外にも色々と問題を抱えていました。

 

 

 

長い期間、私は孤独の中にいました。

どうしたらいいのか。

何をしたらいいのか。

 

 

何も考えつかずに、ただ1人で過ごしていたのです。

 

 

両親は長きに渡って、そんな私を支え続けてくれました。

見捨てることをせず、ただただ私の回復を願っていました。

 

 

そんな母親に、 「私は、生まれてこなければ良かった。」と当たったことも何度もありました。

娘の私からそう言われて、悲しそうにしていた母。

 

 

両親も誰かに相談をしたかったのです。

だれかに助けを求めたかったのです。

 

 

しかし、田舎の地域では情報も限られています。

30年前にはインターネットもまだ一般的ではありませんでした。

 

 

みかねた親戚が保健所に相談してくれました。

保健所から職員の方が訪問してくれました。

しかし、会うことをしませんでした。

 

 

時間がたつにつれて、私の状況はどんどん悪くなっていきました。

 

 

そんな時に、私の知り合いが、ある支援団体に問い合わせをしてくれたのです。

それが、今私が関わっている団体〈サポートセンター〉です。

 

 

20年前に青木が訪問してくれました。

会うことはできませんでした。

会うことが怖かったのです。

 

 

 

こんな私なんか、誰も相手にしてはくれない。

希望など持つことができませんでした。

 

 

 

それでも、青木はなんどもなんども自宅に訪問してくれました。

 

 

やがて会うことができ、私への支援が始まりました。

それから、支援が進み、私の状況も改善されていくのです。

 

 

と、なれば良かったのですが・・・。

 

 

 

途中で挫折し、支援がなんども中断しました。

 

 

 

それでも、決して見捨てなかった青木をはじめとするスタッフたち。

 

 

 

私への支援は10年近くを要したのです。

それもほぼ毎日の支援でした。

 

 

 

私は回復したのです。

再び社会に戻ることが、できたのです。

 

 

 

そんな私が、母親と一緒にこの夏を過ごします。

母と過ごすことができる時間も限られてきました。

 

 

 

この夏、母と過ごす中で、どこかでもう一度改めて、声にだして言いたいのです。

「お母さん、ありがとうございました。」と。

 

 

 

私はそう言えるのです。

間に合ったのです。

 

 

ただ、ただ、感謝です。

 

 

 

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