発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 1,200人の悲しみ 俊介

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あす、講演会があります。

大野も昨日東京から名古屋に入り、事務所に顔を出しました。

僕たちは緊張しています。

 

 

あすが3回目なので今での緊張とは違います。

中日新聞の記事は愛知県内だけの記事でした。

それでも400件の問い合わせを今までにいただいています。

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少なくとも400人の人たちがひきこもっているのです。

実際はもっと多い事は分かっています。

400人の当事者さんにはご家族がいます。

400件x3人(お父さん、おかあさん、ご兄弟) 1,200人 

 

 

1,200人分の悲しみです。

その人たちが僕たちの話に希望を見つけに来てくださるのです。

なんとかならないのかとの思いで。

 

 

その期待に応えたいです。

僕にできることはひきこもっていた時の感情を素直にみなさんにお伝えしてすること。

10年間ひきこもっていた僕がどうやって社会に戻ることができたのか。

そんなことをお話ししたいです。

 

 

28日日曜日キャンセルが出ましたので数名の受付が可能です。

お時間が合えば是非いらしてください。

なお、この講演会は保護者の方向けですので当事者の方のご参加は受け付けていません。

 

 

昨日からの続きです。

 

僕の家庭は母子家庭です。

父親の存在もあまり記憶にないです。

また親戚付き合いもあまりありませんでした。

だからいつも母と僕の二人でした。

 

 

青木さんによれば、戦後まもなくまでは兄弟がたくさんいたり、家の中に親戚の方が同居していたり、地域で隣近所とのつきあいがあり、居ながらにしてそのような環境があつたそうです。

しかし、今は家族が地域社会の中で孤立している方も多いとのことです。

 

 

もともと、人と関わるのが苦手な特性を持っている僕たちのような子どもたちは、今の時代に自分から交流を求めていかない限り、異年齢の人たちとの交流はえられることがないとのことです。

そんなことも今の時代にひきこもっている人が多い理由の一つかもしれません。

 

 

 

今はインターネットに携帯電話があるので人との交流の機会は昔と比べて大幅に増えたし、また機会を得やすくなったのではという考え方もあります。

でも僕たちのような人たちが必要なのはリアルな交流なのです。

インターネット上にどれだけたくさんの知り合いがいてもそれが僕たちのリアルな経験には結びつかないのではないでしょうか。

 

 

もちろん、ヒロさんや大統領くんのようにこのインターネット上でたくさんの方からのコメントで励ましを受けて、成長へと結び付いた引きこもりの人たちもいます。

でも、彼らは最初にリアルなスタッフ達との交流があった上での出来事です。

 

 

今日はもともと苦手な特性を持つ僕たちのような人たちが、置かれている環境に影響を受けたということをお話ししました。

正直、この話はサポートセンターのスタッフさんや青木さんとの話で僕が聞いたことです。

 

 

今から明日の準備に入ります。

もう少し大きな声でメリハリをつけて話してみようと青木さんから言われました。

 

 

 

以前の講演会からおよそ一ヶ月が経ちました。

その間の出来事もお話しします。

なんと数名の方が毎月のご出席ということです。

ありがとうごさいますとしか言いようがありません。

 

では頑張って準備します。

 

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