発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

あなたがダメなわけではない。東大

生きづらいと感じたなら、違う世界を覗いたら良いんだよ。

 

フイリピンの人たちが日本でひきこもっていたり不登校の人たちの支援をしてくれます。

 

 

長い間、日本だけで支援をしてきたこの団体です。

チャンスがありアメリカでの支援をおこないました。

ハワイやロスアンゼルスでの支援でした。

大きな成果をもたらしてくれた海外での支援でした。

 

 

彼らは人の目が気になるから自宅にひきこもってしまうのです。

日本ではみんなが同じことを求められる社会なのですから。

しかし、そうならなかったら・・・・。

 

 

自分は他の人と比べて劣っている。

そう感じて人前に出るのが不安になる。

この団体で支援してきた人たちのほとんどがその様な状況にあったのです。

 

 

しかし、日本を出てみると日本では感じられなかった開放感を感じることができるのです。

長くこの団体で支援をしてきた青木がその様な体験をしたのです。

 

 

35年前に支援団体の方に中国に連れて行ってもらいました。

当時の中国は日本に追いつき追い越せと国をあげて頑張っていた時代でした。

 

 

「今は貧しくても、5年後、10年後には幸せになれる。」

活気に満ちた中国で出会った人たちは、いずれも希望に満ち溢れていたそうです。

 

 

また、支援団体にアメリカやハワイにも連れて行ってもらいました。

そこで出会った日系人の人たちから「ひきこもるのではなく前進しなさい。」と、強く背中をおしてもらったそうです。

 

 

言葉だけではなく、「日本よりアメリカが良いと思って私たちは、ここに来ました。日本の大変さはよくわかっています。アメリカが良いなら、ここでもう一度やり直しなさい。遅いことなんて何もない。」と言われてとても感動した青木です。

 

 

しかし、日本に帰国したら、またひきこもってしまったそうです。

 

 

何が言いたいかというと、もしも今、ひきこもっていたり、不登校になって長い時間がたっているなら、一度日本を出て違う世界を見てくださいということなんです。

 

 

僕は東大大学院を修了してから30年近くひきこもってしまいました。

そして日本から出てフィリピンに来ました。

その決断は間違ってはいませんでした。

 

 

いや、もっと早くに日本から出ていたら、もっと違った世界を見ることが出来ただろうなと少し後悔している僕です。

 

 

日本がダメなのではないのです。

僕は日本を心から愛しています。

ただ、僕という存在が日本に合わなかっただけなのです。

 

 

日本でうまくいかなかったから、人生全てがダメなわけではないのです。

 

 

さあ、違う世界の扉を開きましょう。

私たちの支援が必要ですか?

 

 

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