発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ワタシロドリゲス言いますねん。 テル

 

 

突然入店されたお客さんが、「ワタシ、ロドリゲス言いますねん。ポルトガルからきましたやねん。よろしくお願いします。」

スタッフ一同唖然としました。

 

 

東大さんが、カタコトのポルトガル語で話したところ、大阪の難波で働いていた人で、パンデミック前に祖国に帰って、また日本に戻る予定にしていたら、コロナのせいで、その会社が規模を縮小して日本には戻れなかった。

 

 

そんなことを話していました。

フィリピンのシャルガオ島に観光で訪れたら、日本語の曲が流れているレストランを見つけて、入店したとのことです。

 

 

それ以降、Mr.ロドリゲスの面白い日本語に東大さんとエイジさんが笑っていました。

その雰囲気で他のスタッフも笑っていました。

 

 

笑い声が他のお客さんも呼び込んだのか?

数人のお客さんが入店されました。

 

 

Mr.ロドリゲスが「いらっしゃいまぁーせ。美味しいでっせえ。食べていてください。◯◯✖︎✖︎▲」というもんだから、新しいお客さんもわけがわからず、笑ってしまいました。

 

「スペインからのお客様ですよ・・・・」

ポルトガルとスペイン仲悪いんやねん。これないしょの話し。」と言いながらもスペインのカップルと真面目に話していたロドリゲス。

 

 

そんなロドリゲスが注文をしました。

テーブルについたロドリゲスが、リュックの中から写真たてを出して、テーブルの上に置いたのです。

 

 

東大さんが「誰ですか?」聞きましたら「ワタシノオカアサン2022ナクナリマシタ。ワタシノオカアサンシングルマザーネ。オカアサンいつもアリガトウのキモチワスレナイダカラ、イツモオカアサントイッショ。」

 

 

 

それを聞いたスタッフが、お母さんの分のセットをテーブルにしました。

 

 

ロドリゲスさんはそれを見て泣いていました・・・。

 

 

 

 

これが僕たちの居場所なんです。

笑って、泣いて、他人の思いを一緒にシェアする。

 

 

ここにいることを幸せに思う僕です。

 

 

 

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