発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

大学のトイレで昼食を食べていた私!! エイジ

                                経験値を上げること。私が今できることを!!

 

 

私、今年で55歳になります。

大学1年の夏休みぐらいから大学に行けなくなりました。

不安が強くなったからです。

 

 

その時は漠然とした不安でした。

今考えますと、その不安とは、周りの同世代とのコミニュケーションが取りづらくなったことでした。

取りづらくなったというより、取れないと感じていました。

 

 

中学、高校と友達はいませんでした。

私は周りから浮いた存在でした。

しかし、まあ、クラスの行事とかそれなりにこなしていってなんとか卒業はできました。

 

 

不安はありましたけれど、学校に行けなくなるほど強い不安ではなかったです。

しかし、大学は中学、高校とは全く違いましたね。

 

 

今、考えてみれば中学、高校ではクラスというものが存在していて、生徒はそこに所属しているわけですから、所属感は大学と違ってあったわけです。

 

 

私は、大学で突然自由にされてしまったのです。

たちまち、自分はひとりぼっちだということをつきつけられたのです。

 

 

大学もゴールデンウィークを過ぎるあたりから、学内は落ちついてきました。

入学当時のあの雑然さがなくなっていました。

それと同時に、大学構内では、あちらこちらで笑い声が響いていました。

そのことで、私が1人だということがはっきりとしました。

 

 

そこに私はいなかったのです。

その空間に私は所属できなかったのです。

大学で私はどこにも所属する場所がありませんでした。

 

 

私と同じような体験をした人の記事をこのブログで見かけましたよ。

数人はいたと思います。

その中に、青木さんも含まれます。

 

 

確か大学のトイレで昼食を食べた記事がありましたね。

私も大学のトイレで何度か食事をしました。

それも、大学構内で最も使われないだろうというトイレを見つけて、そこで食べたのです。

 

 

大学構内の1番隅のところにあるトイレです。

いつもはそこは誰も使わないのに、たまたま誰かが使用していることがわかった時の不安感は半端ありませんでした。

 

 

私には、トイレは食事をしたり気持ちを落ち着かせたりすることができる最後の砦でしたから。

 

 

今思えば、私と同じ様な人がいてもおかしくなかったんですよ。

 

 

それでトイレで滞在することも諦めて、私は大学に通うことも諦めたのです。

 

 

30数年前の話です。

それから30年間ほどひきこもるとは・・・・

皆さんのお子さんはそうはさせないようにしてください。

 

 

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