<今すぐご両親にして欲しい3つのこと>
今からお願いしたいことを3つ言います。
1つ目です。
お父さん、お母さん。落ち着いてください。
もう一度言います。どうか、落ち着いてください。お父さん、お母さん。
「落ち着けるわけないだろう!」
お気持ちはわかります。
他の子どもが、学校に行っているのに、自分の子どもは学校に行けていない。
子どもは1日中、部屋に閉じこもって、時々聞こえるのは、怒鳴り声。
着替えもせずに、お風呂にも入っていない。
子どもがそうだったら、誰でも不安になりますよね。
それでも、お願いしたいんです。
落ち着いてください。
親が落ち着くことは、子どもが回復するためになくてはならないことだからです。
見ていないようで、子どもは親の状況を探っています。
不登校やひきこもりの子どもたちが唯一出会えるのは、お父さん、お母さんなんです。
つまり、お父さん、お母さんは、子どもにとって<社会>でもあるのです。
そのご両親が、不登校やひきこもりになった子どもに対して、不安な顔や失望した顔を見せたりしたら、どうなりますか?
少し考えてみてください。
今の状況を否定されることは、子どもにとっては怖いはずです。
親が不安になれば、子どもはもっと不安になるのです。
逆に、不登校になった子どもが、行きたくないという選択をしたなら、ご両親はそれを認めてあげて、
「何も心配していないよ。時間は十分あるんだから。」
「何か困ったことがあるなら、一緒に考えたいと思っているよ。」という態度を見せたら、どうでしょうか?
親がとれる態度は2つあります。
ドンと構えるのか?不安を見せるのか?
不安を見せて、何かいいことがあるのでしょうか?
子どもが、さらに不安になるだけです。
「どうかお願いします。落ち着いて、大丈夫だよという態度を子どもに見せてください。
たとえそう思っていなくても。子どもに対して演技をしてください。
2つ目です。
面談をしていて感じることがあります。
多くの親ごさんが自分を責めているのです。
本当に親の責任でこうなったんですか?
私たちは、いつもこう言います。「親の責任じゃないですよ。」と。(続く)
続きは5月25日(火)午前10時配信予定のYouTube
〈発達障害な僕たちから〉をご覧ください。
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