日本の長期休みが終わった。
子どもたちは再び学校に通うことになる。
長期間学校に行かなくて良いことで、緊張が取れて、リラックスしていたに違いない。
一度緊張を解いてしまうと、再び戦闘態勢になることはなかなか難しいと、元不登校児の僕は思うのです。
さて、僕は小、中と不登校でした。
高校は1年時で退学しています。
そして、それから高卒認定試験を受験したり、1年間働いたりしましたが、結局15年間ほどひきこもってしまいました。
そんな僕が、不登校の子どもを持つお母さんに伝えたいことがあります。
子どもが学校に行かなくなると、お母さんは不安になる。
お母さんの不安を考えてみました。
1、学校の授業についていけなくなって、子どもだけ1人取り残されて、もっと大変な状況になると不安になる。
2、小、中でこんな状況なら、今後社会に出ていくことができないのではと不安になる。
僕はおかあさんではないので、あくまでも想像です。
で、子どもはというと。
1、みんなとうまく仲良くできない。
この理由がほとんどだと思います。
もちろん僕のように、授業が何も理解できないという児童もいるでしょうね。
でも子どもにとっては、クラスのみんなとうまくやっていけないことがとても苦痛なのです。
親は、まずはそれをわかってあげないといけないのです。
しかし、つい口から出るのは「勉強が遅れてしまうでしょ。」なんでしょうね。
で、これを言ってしまうと、子どもとの信頼を確実に無くしますよ。
なんとか、わかりたいと思って、自分の頭の中に思い浮かんだことを色々と話してしまうことはやめましょう。
言うとしたら。
「お母さん、大バカ野郎ちゃんの気持ちを教えて欲しいんだよ。行きたくないと思ったら、休んでもいいんだよ。休んだって、心配ないよ。遅れても取り返すことはできるから。」
それ以上は言わない。
ただ、見守る。
子どもには落ち着いて、自分の状況を理解することがとても大切なんです。
それなのに、親が先回りして、色々とやってしまうと、良くないです。
少し、落ち着くまで様子を見てください。
あの、極端なことを言いますと、小、中、高と行かなくても生きていけますよ。
僕は生きていますよ。
そして、今は自立できています。
これはとても大きな証明ですよ。
ただ、小、中、高と行けなかった僕は、その分借金を抱え込んだようなものでした。
だから、フィリピンに来て、ここでやり直そうと決めてからが大変でした。
借金を返すために、大変な苦労がありましたからね。
どこかで、その空白は埋めないといけないのです。
でもその空白は30近くになっても、埋めることはできるのです。
要は親の考え方1つ。
育ちが遅い僕のような子どもは、「30才で自立をさせる。」と親が決めてしまえば、何も不安になることもないわけです。
周りの人たちと比べるから良くないのです。
僕は、僕なりの成長が必要だったのです。
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