発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

同じ兄弟でどうしてこんなにも違うのか? シンゴ

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私には姉がいます。

私と違ってとても優秀な姉です。

 

 

姉は有名な大学に進学しました。

その後、大学の交換留学制度で海外の大学に留学しました。

〈学ぶ環境〉が日本とあまりにも違うことに感動した姉は、日本の大学を休学して海外の大学を卒業しました。

そして、そのまま外資系会社に就職。

 

 

そこで経験を積んだことで、より良い条件の会社に転職をしました。

私とは真逆の性格でもあります。

 

 

同じようなキャリアを積んでいる外国人のボーイフレンドもいます。

そのボーイフレンドは日常会話ぐらいの日本語を話せます。

姉ともっとわかりあいたいと独学で日本語を2年間勉強したそうです。

 

 

 

青木さんに言わせると、姉は「いますぐに支援の現場に立てれるのではと思うくらいの人。」だそうです。

 

 

 

私の問題に関しても青木さんと面談したのは両親ではなく姉でしたから。

両親は私のこの状況に関して「理解することができない。」と今でも話すくらいです。

 

 

 

年齢は少ししか違わないのにどうしてこんなに兄弟で違ってしまったのか。

 

 

 

「お父さんと私の子どもかな?」と母が姉に言ったことがあるそうです。

「何か心当たりがあるの ?」と姉は母に問い返したそうです。

もちろん冗談だったのですが。

 

 

 

それほど、同じ家で、同じ食事で、同じような関わり方をした両親にしてみれば「どうしてこんなに違ってしまったのか」と疑問に思うのでしょうね。

 

 

 

その答えは持って生まれた特性なのです。

私の特性が私を不登校にさせてひきこもらせてしまったのです。

 

 

 

親の関わり方が間違っていたとか。

学校のあり方が私をそうさせてしまったとかいうことではなく、私自身の問題だったのです。

 

 

 

もちろん、そのような特性をいち早く見抜いて、その特性にあった環境を整えていれば、不登校にはならなかっただろうし、ましてやひきこもることもせずに、姉とまではいかなくても、人が羨むような経歴を持っていたかもしれません。

 

 

 

「私が感じることができない繊細な感受性をシンゴは持っているよ。私はそれがとても羨ましかった。」と姉はこんな私でも褒めてくれるのです。

 

 

 

 

そんなことに気づく余裕などもなく、ただ不安と混乱の中にいた私です。

私がこうなったことで、母親は自分の兄弟達から「お前の責任だ。」と責められて悲しかったと姉に漏らしていたそうです。

 

 

 

私の親のように不登校やひきこもりの子どもを持つことで肩身の狭い思いをしていたり、自分を責めている親は多いのではないかと思い、私は今回の文章を書いてみました。

 

 

 

 

大切なのは正しい情報だと思います。

その根拠が何なのかをはっきりとさせることがとても大切です。

 

 

 

その意味で、不登校、ひきこもりを経験した人たちの声はとても大切だと思います。

ぜひ、このブログで私たちの声に耳を傾けてもらえませんか。

 

 

 

それはきっとあなたのお子さんの声でもあるのですから。

 

 

 

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