新学期決起集会のようなもの。普通の学生生活だけれど俺には特別だ
僕には兄弟がいる。
兄弟のことを書くと兄弟に迷惑がかかると思っていたので書かないでおこうと思ったけれど、やっぱり書きます。
兄弟の中には勉強がとてもできるひとがいます。
僕と違っていつも親を喜ばせていたな。
僕とは1つ違いだったから俺はいつも比較されていた。
それがとても嫌だった。
こちらに聞こえるように嫌味を母親が言うからね。
「だからどうすりゃいいんだ!!」
「ふざけるなって」
本当に比較されるのが嫌だった。
兄弟のことを詳細にはやはり書けない。
プライバシーがあるからね。
他の兄弟の中にも実は発達障害と診断されている者がいる。
その子は僕より状態が悪いんだ。
小学校から行けなかったんだ。
でもね、中学ではじめて学校に行けたんだよ。
それが星槎中学校だった。
その学校はとても良くて兄弟も行けてたんだけれど。
やっぱり不安が強くなって行けなくなったんだ。
暴力はないよ。
むしろ優しいんだ。
でも恐ろしいほど自信がないんだ。
人をとても恐れている。
そうなったのも俺が原因だ。
家の中を破壊しつくした俺。
母と兄弟たちに暴行を加えた俺。
血を流し倒れた母を見て泣き叫ぶ兄弟たち。
救急車が来て担架で運ばれる母。
「おかあさん死んでるよ。おかあさん、おかあさん」
あの子の声は今でも忘れられないね。
そういう光景をずーっと見てきたからね。
どれだけおいらが傷つけたか。
本当に申し訳ないことをした。
おいらは家族とはもう9年ぐらい会っていない。
父親は7年前にフィリピンに会いに来てくれたんだ。
父はおいらが真面目に頑張っている姿をサポートセンターのスタッフから聞いていたけれど、実際にこの目で確かめたいと思って来たんだ。
その時に言われた。
父以外の家族は今後もバカヒロとは合わない。
というより、おいらのことを思い出すようなことをしたら、発達障害の兄弟の調子がおかしくなるらしい。
だからおいらの荷物は3箱に全て詰められてサポートセンターに届けられた。
それだけではないんだ。
母親がどうしてもやれと父親に命じて、戸籍謄本を青木さんに送ってきた。
つまりおいらは青木さんの養子ということだ。
俺を家族の戸籍から抜くということだ。
でもそれだけは勘弁して欲しかった。
青木さんは極貧な生活を送っていたから。
かわいそうだと同情してくれる人たちもいるかもしれないけれど、おいらはそこまでのことを家族にしたんだよ。
もう少しで命を奪うとこだった。
家庭内暴力ではない、れっきとした犯罪行為なんだ。
俺のしたことはね。
「その兄弟もサポートセンターでお世話になればいいじゃんか」って声が聞こえますよ。
でもねさすがのサポートセンターもできない支援があるんですよ。
情熱家の青木さんですからね、よほどのことがない限り、支援を引き受けてしまう人なんです。
そのことで色々と大変な問題をのちのち背負ってしまうんですけれどね。
その青木さんが言いました。
「うちではお役に立てないな。」
「もっとストレートに言ってくださいよ。」
「僕たちが支援をしても効果は出ない。」
「そうですか。どう考えてもそうなんですか。」
「うちでは無理だ。」
サポートセンターで無理ということは、誰も支援ができないと同じことなんです。
おいらは覚悟をしています。
おいらの両親がなくなった後は俺が責任を持って兄弟の世話をするってね。
そのためには、おいらはお金を稼がないといけないんだ。
「IQ70程度の悪いアスペな俺です。」
そんなことを能天気に言っていたんじゃダメなんだ。
俺は大変なことをしてしまったんだ。
ごめんな。
本当にごめんな。
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