いじめの問題は決着がつきました。
一年と6ヶ月苦しみ抜いたからね。
ようやく、暗黒面は過ぎ去りました。
僕がすんでいる、コンド、(マンションって日本ではいうけどこっちは違う)にはたくさんの外国人が住んでいる。
とても面白い。
その話はいつかまた。
ある時、ロビーで瞑想していたら、日本語で話しかけられた。
「あんた、日本人?」
「うん、???」
この「うん?」には色々な意味がある。
フィリピンでは、中国人、韓国人、日本人がいる
サービス業についている人は必ず最初に、「コリアン?」って聞く。
なぜか?このことはまた別の機会で。
日本人?って聞いてきたから、言葉を発した人に興味を持った。
目を開けたら、外国人だった。
でもどこか日本人に似ている。
「私、大阪に住んでいましたんや。」
笑った。僕のインチキ関西弁と同じだ。
僕が同意する前に、しゃべる、しゃぺる。
かいつまんで話すと、
不法入国で40年前に日本に行って、15年間不法就労した。
向こうで、同じ不法就労のインド人と結婚して、子どもも授かった。
とにかく、お金をためて、今はこのフィリピンで暮らしている。
僕がすむこのコンドに、3部屋もっていて、自分たちはぼろぼろのアバートに住んでいる。
二人の娘は、アメリカの有名な大学にやって、向こうでアメリカ人の証券マンと精密機械?の設計技師と結婚している。
「これも全て東大阪のXXX社長さんのおかげなんや。」
「あんた、XXX社長さん知らんか?また会いたいな。」
知るかいな!!
「日本はええとこや。」
「チャンスいっぱいもらったんや。」
「あんたは日本人に生まれて、幸せやな。」
「で、なんでフィリピンにいやはるの?」
自分の過去のことを全部話してしまった
「16で海外で暮らすなんて、あんた、ラッキーボーイやで!!」
「日本人の悪いとこはな、恥ずかしがり屋さん」
「前へ前へやで」
「機会あったら、インドにいらっしゃい、案内してあげるさかいな」
「中国語勉強してるんか、ヒンディー語も勉強しいや」
「中国人とインド人の友達もっといいな」
そう言って、十分満足そうに、おばはんは出て行った。
少し疲れたけど、
「うん、そうやそうや」
と思ったんや。
じゃあさいなら。
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