発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

東大卒、30年間ひきこもりました。それが何か?東大

 

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僕は東京大学を卒業した。

卒業後は大学院に進学し、その課程を終えた。

そして30年間ひきこもった。

 

大学院在学中から不安が増して、人の視線が怖くなり、家から出られなくなってしまった。

 

 

大学院はなんとか終了したが、ゼミの担当教授からは、就職に際しての推薦状はもらえなかった。

「君に推薦状は書けない。」と言われたその時、僕の人生が終わってしまった。

 

 

その後不安はさらに強くなり、ひきこもる事になる。

 

 

5年前に青木が訪問してくれた。

その時は52歳になっていた。

 

 

青木に会うまでに半年が必要だった。

もちろん青木に会う理由は、「ハガキを書くのをやめろ。」と言う事だった。

 

しかし、青木のうまい話に騙されて、僕はいつのまにかフィリピンに行く事になる。

30年間ひきこもっていた僕が、フィリピンの美しい海でバカンスを楽しむ。

そんなことを想像することさえできなかった。

 

 

「まじめになって就労をめざせ。」そう言われると思っていたのに。

青木から言われた言葉は、「楽しんでください。」だった。

 

 

気を許したら最後、人身売買でアフリカへの船に乗せられていたなんていう事になるのでは、と不安がよぎったことを思い出す。

 

 

それほどサポートセンターの僕への接し方は、理解ができなかった。

 

 

今なら理解できる。

人生でもっとも大切なことは、「生かされている今という瞬間を喜ぶこと。」

それがわかった人間は強いのだ。

 

僕は57歳。

数年後に控えた定年。

人生をやりきった人たちが、第二の人生を考える年齢。

 

 

僕にはこれから新しい人生が始まる。

結婚もする。

子どもも授かりたい。

 

 

子どもが20歳になったら、僕は77歳。

子どもに対する大きな責任がある。

子どものためにがむしゃらに働きたい。

 

 

僕は30年間ひきこもった男。

5年前に初めて友達ができた。

初めて好きになった女性は、シャロン・ストーン似のナイスバディの女性。

 

 

初恋の味は失恋の味。

人を好きになる経験ができたことを素直に喜びたい。

 

 

「一体女性は何人いると思っているの?」

「35億。」

ブルゾンちえみはそう言っている。

 

 

僕は30年間自宅にひきこもっていた男。

それが何か?

 

 

僕は今幸せだ。

日々誠意いっぱい生きている事によろこびを感じている。

 

 

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