今日は、スタッフが「下記の文章を載せてください」と言われたので、載せます。
アスペルガーの診断を受けているヒロさんが社会へ出て困ることは、
「コミュニケーションの苦手さ」です。
全くコミュニケーションができないわけではなく、微妙に違う捉え方をすることで、トラブルのもとになることが多いのです。
たとえば、こんなことがありました。
Jさんというフィリピン人の方が、何かとヒロさんに良くしてくれます。
その事に対して、私たちスタッフは、お礼のつもりでちよっとした贈り物をしました。
その事に対して、Jさんが申し訳ない気持ちからか
「私たちは、普通のことをしただけです。こんなにしていただいては困ります。」
というような事をヒロさんに言われました。
ところが、ヒロさんは私たちに、
「Jさんが困っています。こんなことをしてくれては迷惑と言われました。だから、もう、プレゼントをするのはやめてください。」と伝えたのです。
もう一度、確認の為にJさんに電話をしようとした所、「俺の話が信用できないんですか」とヒロさんは不機嫌になりました。
ヒロさんに丁寧に説明をして、Jさんにそれとなく贈り物の件について伺いました。
Jさんは丁寧にお礼を述べられ、とてもうれしかった事を話してくれました。
ヒロさんが、言葉通りに受け取ってしまうことで、
私たちに伝わる状況が大きく変わってしまいます。
こういうすれ違いが、
職場内でのトラブルのもとになるのです。
にほんブログ村に参加しています。
下記バーナーのクリックにご協力をお願いします。