他の人が笑ってくれたらそれで嬉しい
少しわかったことがありますよ。
私はみんなを喜ばせる役に徹すれば、みんなとそこそこうまくやっていけるのです。
私は他人と関わることがとても苦手なんです。
何を話せば良いのかわからないから。
私がフィリピンに来た時に、ヒロさんという支援者がいました。
ヒロさんと言うのは・・・・
説明がしにくいので、このブログに彼の文章が載っていますので、見てください。
とにかく言語能力がずば抜けて高い人です。
その彼がいつも私に言っていたことが「周りの人を笑わせると、みんなと仲良くなれる。」でした。
その時はその言葉の意味がよくわかりませんでした。
でもこの間ある出来事がありました。
スタッフと一緒にレストランに行ったのです。
料理が私たちのテーブルに来るまでに時間があったので、私とスタッフが最近練習しているダンスのおさらいをしました。
ひょうきんな動きのダンスです。
そうしたら、スタッフが私のダンスを見て笑いました。
青木さんも笑いました。
周りのテーブルにいた他の人たちも笑っていました。
中には拍手をしてくれた人もいました。
もちろん、私のダンスが上手いわけではなく、逆なんですよ。
下手くそすぎて、みんなが笑ったんです。
周りの人は私が戯けていると思ったのです。
本当は、一生懸命踊ったのです。
私のひょうきんダンスは、しばらくの間周りをざわつかせました。
料理を食べ終えて、席を立った時にも私に対して拍手がありました。
その時、ヒロさんの言葉「周りの人を笑わせると、みんなと仲良くなれる。」を思い出したのです。
バカにされて笑われたのではないのです。
私という存在をみんなが認知してくれたのです。
いつもは私の存在など誰も気にかけてはくれません。
しかし、ひょうきんダンスを踊ったあの晩、私の周りにいた人たちは私の存在に気づいてくれたのです。
変だけど、愉快な人?
決して「かわいそうに、障害者なの?」とは見ていなかったと思います。
もっともっと自分を出していきたいと思いました。
今までは、手足が勝手に動くのを他人に見られるのがとても嫌でした。
背骨が曲がっていることを見られるのが嫌で萎縮していました。
でも、もうそんな思いから解放されます。
どんどん曝け出していこうと思っています。
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