発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

30年間もひきこもってしまった私。パート3  エイジ

額に汗をかいて、泥にまみれてでも努力し続けるんだ。最後に笑っていたいから。

 

 

30年間ひきこもってしまった私です。

30年間と一言で言ってしまえば簡単ですが、30年間の時間というのは・・・。

思い出すだけでも、私は苦しくなってしまいます。

 

 

30年間という時間を無駄にしてしまったのですから。

30年間の空白があるのですよ。

 

 

デートもしたことがありません。

そもそも女性を好きになる機会もありませんでした。

プレイボーイとかいう雑誌のグラビアの女性を眩しい眼差しで何度も見直していました。

しまいに手で持つ雑誌の箇所が破れてくるのです。

または、そのグラビアのページだけが本体から取れてしまいました。

 

 

ひきこもる前に購入したエロ雑誌。

私にとってはかけがえのないものです。

大切に扱っていたのですが、毎日眺めていたら破れてきますよね。

 

 

結婚に関して何も注文なんかないのに・・・・。

結婚も考えることさえできない状況に死んでしまいたいと思っていた日々。

 

 

 

どうしてこんなふうになってしまったのか・・・。

そんなことを考えても、何ひとつ変わらなかった。

時間だけが無情に過ぎていきました。

 

 

ひきこもる前に買ったゲーム機。

やるとこがないので毎日ゲーム機をしていました。

2年ほどで画面の映りが悪くなりました。

音だけを頼りにゲームを続けていました。

やがて音も出なくなり、画面がずーっと暗くなったままになりました。

 

 

ゲーム機だけが心の拠り所でした。

そのゲーム機とお別れしたのです。

 

 

いま30年間のことを思い返しても、よく思い出せないのです。

30年という長い年月をどのように過ごしていたのか?

 

 

はっきりとしていることは30年間もひきこもってしまったことへの後悔だけです。

後悔しても何もかわらないのです。

 

 

変えられることと、変えられないこと。

変えられないことはそれを受け入れるだけ。

 

 

変えられることに自分の気を集中させるだけ。

やれよ、クソ野郎。

どれだけ多くの恥をかかされてきたことか!!

 

 

見返してやれよ。

このバカ野郎。

 

 

やるんだよ。

まだ時間は残されているからさ。

 

 

 

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