発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

中学完全不登校だった私が求めていたもの。ケイコ

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私にはこの先どういう選択肢があるのかを、具体的に説明して欲しかったです。

通信制高校不登校の子どもを重点的に支援している高校などの説明会に、母親と一緒に行って話を聞きましたが、どこも言っていることは同じです。

 

 

配慮がなされている。

友達もできる。

高卒の資格が得られる。

 

 

私は、小、中とどうしてみんなとうまくコミニューケーションが取れなかったのか?

それがわからない限り、それらの高校を出ても社会でまたつまずくだけなのはわかっていました。

 

 

 

配慮がある高校に行けば、当然快適に過ごせます。

その次は配慮のある会社ですか?

で、配慮してくれる恋人。

配慮がある配偶者?

 

 

 

私は一生配慮を求めたいなんて思えなかった。

私には本当に配慮が必要なのかって?

今になってあの当時はそんなことを考えていたんだと思います。

 

 

 

私が知りたかったのは、原因とその対処の仕方です。

それを教えてくれたのが青木さんの団体です。

 

 

 

大切なことは、その人が自立をすることです。

もちろん自立と言っても色々な形があります。

1人ひとりその自立の形は違うのです。

 

 

1人ひとりの自立を手助けしてくれる支援が、いまほんとうに求められているんだと思います。

 

 

1人ひとり違うので個別支援です。

そして、同じようなプログラムではなく、1人ひとりの状況に合わせたオーダーメイドの支援が必要なのです。

 

 

特に、私のように状況があまりよくないケースは、親元から離れて、誰も自分のことを知らないところでもう1度、いちからやり直すことが大切なのです。

 

 

私は、それをやってきて今自分で幸せだと感じています。

 

 

ひきこもりや不登校のお子さんを持つご両親に、ぜひわかっていただきたいのは、目先のことばかりを考えないで、10年後、20年後に子どもたちがどうあったらいいのかを考えてみてください。

 

 

偉そうなことを書いてきましたが、どうかお許しください。

 

 

青木さんによれば、私のケースは特別難しいケースではなかったそうです。

でも私は、日本にいたらいまだに自信を持てずにひきこもっていたと思います。

私の回復に際して1番大きかったのは、外国に環境を移したことだと思います。

 

 

 

今後、私は海外に行き専門的な学びを続けます。

そして、海外で仕事につくつもりです。

日本での生活は諦めています。

 

 

色々と書かせていただきありがとうございました。

 

 

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