発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

僕たち子どもにとって、おかあさんが全てなのです。ヒロ

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 日本から南に4,000キロ。島流しに会いました。でもそこは天国だった。   

 

 

 

昨日は「子どもとの関係をこれ以上こじらせないようにすること。」を書きました。

 

 

サポートセンターの代表は青木さんです。

青木さんが言っているのですけれど、「親子の関係がそれほどこじれていない場合なら、支援には容易に繋がるし、回復に到るまでの支援も短期間ですむ。」

 

 

青木さんを持ってしても、家族との交流がほとんどないケースでは、会えるまでに数年を要します。

会えないケースも残念ながら出てきます。

 

 

子どもとの関係が悪くなると、部屋にこもって、家族が寝静まった深夜に活動を開始する人が多いですね。

Mr.Joeもそう書いていましたね。

 

 

もっと悪くなると、母親が作った料理を拒否します。

深夜にコンビニで、カップ麺やレトルト食品を大量に自分で買いに行くか、またはメモ用紙に購入リストを書いて、親に渡したりしています。

 

 

もっと、もっと、状況が悪くなると、深夜に大声をあげて壁を叩いたり、床を踏みならしたりします。

 

 

「隣の奴らが攻撃を仕掛けてくる。」と感じて、隣の家に投石をしたり、下校途中の小学生が吹くリコーダーの音が、「♩〜ヒロはバカ。ヒロはバカ。」と聞こえてくるので、走って小学生を追いかけ回した、そんな人もいました。

 

 

ここまで悪化させてはいけません。

このような状況から、回復を目指すことは、ありえないような支援が必要なのです。

青木さんの寿命が確実に短くなっていきます。

 

 

さて、IQ70 オール1、小、中ほとんど不登校

そんな子どもをどうやって引き上げますか。

 

 

その当事者の僕は、優しい家庭教師に出会いました。

まあ、サポートセンターのスタッフですけれどね。

 

 

家庭教師というより、今思うと、何だろう不思議な関係でしたね。

一緒に遊んでいました。

勉強より、遊んでいたという記憶が多いですね。

 

 

僕は「勉強なんか死んでもするものか」が口癖でした。

だって、全く何もわからなかったからです。

 

 

その家庭教師は最初から遊んでくれました。

ゲームセンターに連れて行ってくれたり、映画を一緒に見て、そのあとケーキを食べながら、一緒に映画の感想を述べ合ったりしていました。

 

 

その時に色々とアドバイスもくれたのです。

 

 

「ヒロさん、足を組まない方がカッコイイよ。ヤンキーの人たちは、みんな足を組んでいるよね。」とか。

 

 

「ヒロさんは綺麗な目をしているね。笑うことを少し増やしたら、もっとカッコよくなると思うな。もったいないよ。」

 

 

悪い気はしませんでしたね。

だって、褒められたことはありませんでしたから。

もちろん、「どうせお世辞だろ。」とは思っていましたが、その人の僕に対する態度がとても嬉しかったのです。

 

 

僕を尊敬しているような態度でした。

もちろん、かわいそうとか、そんな態度で接してはいませんでした。

対等な関係というんでしょうか。

 

 

これはおかあさんにも応用できます。

まあ関わられるのは中学1年生くらいまででしょうか。

 

 

「お前は太っていて、恥ずかしくないのかね。デブ、チビ、バカの三拍子か。」と僕の母は言いました。

 

 

「小学3年の時、ヒロはクラスの女の子からチョコレートをもらったよね。おかあさん嬉しかったな。おかあさんと一緒に食後散歩しないかい?お母さん痩せたいんだよ。手伝って。」

 

 

 

同じことを相手に期待するのに、どちらの言い方が良いかはわかりますよね。

 

 

褒めてください。

これ以上ないくらいに、大切なあなたの子どもを褒めてください。

 

 

褒めるなんて、うちの子には何もないんですよ。

ないなら、作ればいいんだ。

褒めてあげられるようなことを、作ることくらい簡単じゃないですか。

 

 

子どもはいつでも待っているんだ。

おかあさんからの優しい言葉を。

 

 

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