名無しくんにそっくりだ。
暴れたらどうすれば良いかを覚えておいてください。
暴れるのには理由があります。
その理由は一つか二つです。
学校に行けないのでイライラしている。
学校に行けないのは学校が嫌だからと思わないこと。
特に日本の学校制度を批判している人たちは、学校に行けない生徒=学校の制度を否定している生徒と同じだと思っているひとが多いんじゃないか。
それは間違いだ。
学校という制度を受け付けない生徒もいるでしょ。
でもそういう考えの生徒がほとんどなわけないでしょ。
少し前に、青木さんは東京シューレ側の人とこの件で話し合いをもったんよ。
僕もその時になって初めて東京シューレという団体を知ったんよ。
サポートセンター名古屋の事務所には東京シューレ関係の本がたくさんあった。
まあ、東京シューレの件に関しては何も触れるなとお達しが来ていますのでいずれ青木さんが書くと思います。
要は割合が問題だけなんだと僕は思います。
ヒロさんは学校なんか行くもんかと言って不登校だった。
だからと言って、学校を否定していたわけではないんよ。
学校に行っても、だれも仲間に加えてくれないどころか、殴る、蹴る、傷つけられることを怖れて行けなくなったんよ。
僕だってそうだ。
青木さんだって、名無しくんだってそう。
それでも学校に行きたかった僕たち。
学校でクラスのみんなとそこそこ楽しくやって行きたかった。
でも現実は、勉強もわからん。
集団行動ではいつもみんなから笑われて、できないのは自分一人。
自由時間はみんなの輪の中に入っていけない。
どうしてか、僕が話すとみんな煙たがる。
学校に行けないとうちにいるしかない。
うちにいたらいたで、学校に行かないなら働け。
働くのが嫌なら学校に行け。
あのさ、学校に行きたくてもいけないんだから、そんな言い方されたら言われた子供はどう思う?
それもこの世で唯一味方をしてくれると信じている親からそう言われたら。
暴れるしかないよ。
あのさ、一度青木さんからお許しを受けて、親御さんとの相談会に同席したんよ。
で、ある父親が話したんよ。
「僕だって、仕事で上司からガミガミ言われ、得意先からガミガミ言われ、疲れ果てて帰った家で、家内から、『息子が学校に行かずに1日ゲームをしている。なんとかならんか』って言われたらどうです。」
「身を粉にして家族のために働いている私のこともちよっとは考えてくださいよ。」
「そりゃあ大きな声で怒鳴ることだって許されるんじゃないんですか。」
「怠けだけはいかんと思います。」
「はあー」と肩で息する僕を見て「大統領は席を外してください」と青木さんに言われましたよ。
わかんない親御さんがいるのは仕方がないんよ。
僕の父親は変わっていません。
青木さんのお父さんも変わっていません。
名無しくんのお父さんも変わっていない。
でも僕たちは変わった。
それでいいんだ。
で肝心なこと。
暴れたらどうすれば良いか。
1、子どもを責めない。
2、「一緒に考えていきたい。」と子どもに言う。
3、高校でリベンジした人がいる、大学でリベンジできた人たちがいる、日本がだめなら外国がある。大丈夫終わったわけではないからと具体的な希望を語る。
具体的な方法を何も言わずに「とにかく大丈夫」というと「ふざけるな、大丈夫なわけねえだろが」とパンチが飛んでくると思いますからご注意ください。
子どもに聞こえるように「はあ」「昔は良い子だったのにね。なんでこんなんになっちゃったんだろう」「警察呼ぶよ」と言ってしまうと、後の責任は持てません。
以上です。
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