「グレーな卵、金の卵になあれ」のお母さん、ありがとね。
僕の発言を拾ってくださり、感謝します。
なんだか難しい言葉だけれど、話はとてもわかりましたよ。
親のこういう態度は
子どもにとても深刻な影響を与えます。
統合失調症などの精神疾患の発症の引き金になることもあるほどです。
子どもが発達障害でもそうでなくも同じです。
でも、発達障害がある子の方が、
より整理がつきにくく混乱してしまうかもしれませんね。
今は昔の事を思い出す事を自分でしているんだ。
時々、スタッフの人に助けてもらいながらね。
うーん、正直言うと、辛いんよ。
とても、辛いんよ。
お母さんの事を考えるとね。
ヒロさんは乗り越えられたんだって。
長い時間かかったんだけれどさ。
大変な思いを味わいながら、「母親に対する特別な思いを自分の中で消化しきった」って言っているんよ。
僕も、昔とは違ってさ、暴力も出なくなったし、暴力を振るおうとも思わんけど。
お母さんの事を考えるとダメなんよ。
で、僕思ったんやけど、一番の問題は
「母親と子ども」じゃないの?
「発達障害」とか「不登校」とか「ひきこもり」とか「家庭内暴力」とか「自傷行為」とか「アルコール依存症」とか「薬物依存」「母子依存」ってみんな問題の本質はさ、母親と子どもの関係なんじゃないの。
サポートセンターにある発達障害やひきこもり関係の本や講演会の記録を読んだり聞いたりして思ったんよ。
やっぱ、問題はさ
「母親と子どもの関係」
これでしょ?
あのさ、サポートセンターのスタッフに聞いてもさ、20年近く支援をしてきた青木さんに聞いても、はっきり答えをくれんのよ。
まあ、問題の本質は「母親と子どもとの関係」ですって言うとなんか差し障りがあるんよね。
もちろん、お母さんを批判する事なんかしないってわかっているけれどさ。
お母さんを批判したってなんも始まらないんよ。
それは僕も当事者だけれどわかったんよ。
サポートセンターのスタッフが「お母さんを責めたくないけれど、この気持ちをどこにぶつければいいのかわからんもんね」って
僕が暴れる度に、何度も諭すように言ってくれたんよ。
何度も何度もね。
そんなやり取りの中でさ、僕はお母さんの悲しみを知ったんよ。
そこから、なんか僕の暴力が消えたっぽいな。
でもね、まだ僕の心の中にはポッカりと大きな穴があいているみたいなんよ。
僕は大丈夫ってお正月にかっこいいとこ見せたけれどね。
誰も、お母さんを責められない。
責めてはいけない、擁護してあげなければ。
でもさ、社会で孤立していた、僕と母のようなケースはどうすればいいの?
サポートセンターの青木さんが言っていたんよ。
「その問題が最も深刻で可及に対処しなければならない問題です」って何かで発表したテープを聞いたんよ。
またさ、日本のどこかでさ、僕と母親の様な関係の中で、悲しみや苦しみを味わっている親子がいると思うとさ、なんか僕としては悲しいな。
お母さんは笑っていて欲しい。
母さんの涙は僕のせい?
ずーっとそう思っていた。
「お母さん、ごめんなさい」ってね。
わけのわからん一人ごとになったね。
ごめんなさいね。
にほんブログ村に参加しています。
下記バーナーのクリックにご協力をお願いします。