発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 おまわりさんに助けられました ヒロ

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海の中で僕は今自分がしたことに気づきました。

そうしたら、体中が震えてきました。

歯がガチガチ音をたてるくらいに。

 

 

 

周りからたくさんの人たちが、ぼくに声をかけます。

「待ってろよ、今ロープ探してるからな」

 

 

 

情けなくて、僕は涙が出て仕方がなかった。

でも、1度死ぬことに失敗したから、2回目は怖くて、死のうとは思えませんでした。

 

 

 

そうこうするうちに、パトカーと救急車までもが来ました。

「俺なんかより、助けられる命が他にあるだろう」

「救急車さんよ、そっちに向かってくれよ」

 

 

 

「最悪だ、結局周りの人に迷惑かけて・・・」

「はい、おしまい」

「ははっ、くそ野郎、俺死ねや、死ねって」

 

 

 

「お前は生きる資格なんかねえんだって」

 

 

浮き輪が投げられました。

「大丈夫か、それに捕まって、こっちにひくから」

 

 

 

ロープをつかんで引きづりあげてもらいました。

「重い」

誰かが叫んだ小さな声を聞き逃しませんでした。

 

 

 

体重105キロ

上で一生懸命引き上げてくださっている皆さんに申し訳なくて

あげていただいたら、その場にうずくまってしまいました。

 

 

 

救急車の方が、「何処か打たなかった」

僕は小さく「打っていません」と答えました。

救急車で病院に運ばれました。

 

 

 

その前に警察官に住所と名前と家族の電話番号を聞かれました。

それで、サポートセンターのスタッフの電話番号を言いました。

家族には迷惑をかけたくなかったので。

 

 

 

病院についたらいろいろと診察をしてもらいました。

こんなくず野郎にこんな手厚い検査をしていただいて。

ふと、めちゃくちゃ勉強して、世の中に貢献できないだろうかと考えて、すぐにその考えをぶち消しました。

 

 

 

 

「おまえ、どこまで世の中の人に迷惑かけるんだ」

「お前、たんに甘えているだけだ」

「ほんと、やっぱりこの世から姿を消すべきだ」

「今度は、人里離れた山奥で、静かにひっそりとなくなってください」

 

 

 

みなさんのおっしゃる通りです。

救急車、診察、おまわりさん、みんな皆さんの汗水働いた中からおさめていただいた、尊い税金から払われました。

 

 

 

こんな、くそ野郎の為に。

 

 

本当にごめんなさい。

許してください。

 

 

 

でも、僕はどうしていいのか、わからなかったんです。

それで、おしまいにしたかった。

こんな、バカでも、一人前に恋人も欲しかったし、彼女とデートもしてみたかった、その為に一生懸命働きもします。

 

 

でも、世の中から、「お前は必要ない」

と言われてしまったら、もうどうしようもないです。

 

 

 

僕には、何もないんです。

何もです。

だから、自殺行為ができたんです。

 

 

家族とか、恋人とか、仕事でもいい

何もないから

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