検査をしているときに、僕は落ち着くことができました。
落ち着いたら急に睡魔が襲ってきました。
周りがぐるぐる回っているような感じがしだして、その場でへたり込んでしまいました。
きたない話でごめんなさい、名古屋港で吸い込んだ水をその場でかなり吐き出しました。
すぐに気を失ったそうです。
その後、ベッドで翌朝目覚めるまで眠り続けたそうです。
(僕は睡眠中で、以下のことは後からサポートセンターのスタッフから聞いたことです。)
僕が疲れから寝込んだ後に警察から連絡を受けたサポートセンターのスタッフが病院に駆けつけてくれました。
僕の生きている姿をこの目で見るまでは、心臓が破裂しそうだったとあるスタッフが言っていました。
病院に駆けつけることができたスタッフはまだ良かったですが、事務所で病院に駆けつけたスタッフからの連絡を待っている他のスタッフはどうにかなりそうだったとのことです。
青木さんはフィリピンに滞在していました。
それで、青木さんの携帯を所持していたサポートセンターのスタッフが事務所で警察からの電話を取ったのです。
しかし、このスタッフは動揺したあまり、「ヒロさん海に飛び込んだ」と大きな声で叫んでしまいました。
それで、みんなが知るところとなったのです。
青木さんは帰国してから、スタッフに厳重注意を与えていました。
負の連鎖が起きる。
「生きるか死ぬかぎりぎりのところで、今日1日を頑張って過ごしている人たちもいるんだ。その人たちに動揺を与えてはいけない」とのことです。
しかし、すぐに反応した人が出ました。
突然作業台にもたれかかったと思ったら、地面にへたり込んでしまったOさん。
Oさんもアスペルガーとの診断を受けている30代の男性です。
しかも、程度の悪いアスペルガーの一員です。
Oさん自身自らそう言っていた方なんでお許しください。
「僕がヒロさんを死に追いやったんです。」
「僕が犯人です。」
「死ぬべきはヒロさんではなくて、僕だったんです」
他の仲間は「Oさん劇場」と呼んでいました。
「Oさんは自分がヒロさんを死に追いやった張本人だって思ってみえるの?」スタッフが聞きます。
「はい、間違いなく、僕です」
「今から、僕がなぜそのように思うに至ったかについて、お話ししたいのです」
「よろしいでしょうか、僕の今日のノルマはこなせそうにありません、サポートセンターの規約にのっとり、僕に対しての制裁は甘んじて受ける覚悟です」
「そのことは又あとで話し合いましょう」
「Oさんの残りの分誰かがやらなければなりません、残業できる方いませんか。」
Iさんがいいですよとおっしゃってくださいました。
Oさんは30分に渡りスタッフへ持論を展開しました。
結局のところ、結論は「自民党政権の問題」ということになったそうです。
明日になったら、また違うストーリーになっていると思います。
電話を受けたスタッフが、取るもの取らずに病院に向かう為、タクシーを探していたら、Iさんがバックを手に、事務所から出てきました。
Iさん、帰宅されるの?
いえ、ヒロさんにお別れの挨拶をしに行きたいんです。
ご一緒させてください。
「・・・・・」
「Iさん、ヒロさん死んでいないって!!!」
「ヒロさんは、い き て いるんです。
そうなんですか、Oさんから「ヒロさんは死んだ、自分が原因だ」って聞きましたけど。
「・・・・」
「この人たちたんなるバカじゃないの」
そう思われる方もみえるかもしれません。
しかし、優秀な大学を出た方も中にはみえるんです。
これが程度の悪いアスペな俺たちの現実なんです。
しかし、
しかし、ですよ!!
みんなとてつもなく優しいんですよ。
優しいんです。
だから、どうか変な目で見ないでください。
心からお願いします。
僕は実際にあった出来事をみなさんに報告しています。
ただ、それだけなんです。
にほんブログ村に参加しています。
下記バーナーのクリックにご協力をお願いします。