発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 アスペルガーの少年がオートバイ事故

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                     (イメージ画像)

 

携帯電話がなりました。

手元の時計を見ると、深夜2時。日本なら3時。

この時間の電話は考えるまでもなく、緊急でしかも良くない電話です。

 

 

「青木先生ですか、私、卓也(仮名)の母です。息子が事故で、都内の病院に搬送され、今も意識が戻らないんです。」

 

 

以前関わった卓也君、アスペルガーの彼は、小、中、高と周りと全くなじめず、様々な二次障がいを引き起こしていた。薬物、窃盗、障害・・・

未明に、盗んだバイクで走っていたとき、カーブを曲がりきれずに、ガートレールに衝突、病院に運ばれたが意識が戻らないということらしい。

 

 

一度は更生して、通信制高校も卒業して、専門学校で手に職をみにつけるんだと、意気込んでいた彼だったが、とにかく命がまもられるように神様に祈った。

 

 

 

4日後、再び卓也君のお母さんから電話をいただいた。

「3日前に意識が戻りました。卓也が青木先生に伝えてほしいと言ったので、伝えます」

 

 

「生まれ変わって、困っている人の役に立ちたいので、青木さんのところでまたお世話になりたい」

想像もしていない事でしたので、とっさにどう返事を返していいのかわかりませんでした。

 

私はその場でひざまづき、神様に祈りを捧げました。

皆様の心からのお祈りを感謝します。

 

 

 

 

 

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