発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

なんでこうなるの?親と子どもと ヒロ

 

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家庭内暴力が出たケースその後。

 

 

1、なんとかしなければと思いながら、なんともならずに、暴力に耐えながら過ごしているケース。

 

2、子どもが入退院を繰り返しながら、同じように暴力に耐えているケース。

 

3、暴力が出ている子どもをその場に残して、他の家族が違う場所に引っ越すケース。

 

4、親戚や支援団体に依頼して離れたケース。

 

 

 

だいたいどれかに当たると思います。

サポートセンターからのアドバイスとしては。

 

 

・3は決して、してはいけないそうです。

サポートセンターで知るかぎりうまくいったケースはないそうです。

もっと状況は悪くなります。

 

 

・病院に入退院を繰り返しているお子さんがいます。

病院から家に帰って少しは落ちつきますが、また暴力が出てきます。

 

 

病院に入院して劇的に変わったケースをサポートセンターは経験しています。

昨年のブログに書きました。

 

 

しかし、自宅に帰宅してからのことは情報が入っていません。

帰宅してまた悪くなっていないことを願います。

 

 

また入院中出された薬が本人さんには合わずに、調子を悪くするケースもあるみたいです。

できるだけ、入院はさせたくないと話されていたご両親のことを思い出します。

 

 

サポートセンターは医療や薬に関してはノーコメントなんです。

わからないことは何も話せないですから。

 

 

ですから入院は一時しのぎにはなりますよ。

でもそれだけ。

薬でなんとかなるものではないですから、家庭内暴力はね。

 

 

圧倒的に多いのは1だそうです。

「自分のお腹を痛めた子どもだから、自分の責任でなんとかしなければ。」と頑張るお母さん達がいます。

 

 

「いざとなったらこの子と一緒に・・・・・・」と涙を流すお母様方もいたことを思い出します。

 

 

家庭内暴力にま向かっているご家族は大変なんだと相談に同席して思わされたおいらです。

 

 

家族会に毎月出ていたおいらです。

お母さん達はとても熱心です。

遅刻してくる人など1人もいません。

 

 

会場が開く10分前には全員が揃っていたことも普通でしたね。

なんとかしたいというお母さんの気持ちがおいらにも伝わってきましたよ。

 

 

で、毎月勉強会です。

カウンセラーの心得とは。

カウンセリングマインドとは。

 

そんなことを皆さんで熱心に勉強されていましたね。

でも、違うな。違うよとおいらは感じていました。

家庭内暴力の子ども達が求めているものはそれじゃないんだ。

ものすごくズレている。

 

 

はあ、なんでこうなるんだろう。

良いカウンセラーになるにはじゃないだろ。

♩〜 ずーれずーれのずーれずーれ。

 

 

何を勘違いしているのかをおいらは指摘して書くことはできません。

 

 

多分、ヒルマさんが説明してくださると思いますので、一度ブログをのぞいて見てください。

 

 

なんだかな。

切ないね。

お母さん達は一生懸命なのに。

 

 

有名なカウンセラーに寄り添いながら、全国の講演会を制覇したと親の会で豪語していた人がいたな。

 

 

「私はそのカウンセラーから個人的にカウンセラーを名乗っていいとお墨付きをもらいました。」

と誇らしげに話していたお母さん。

 

 

で?

お母さん、あなたのお子さんは?

何も変わっていない!?

 

 

そうなんですか!!

ごめん、せっぷーく!!

 

 

ちと古いですな。

 

 

 

以上また明日。

 

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僕から家庭内暴力が消えたった1つの理由 ヒロ

 

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       イメージ写真です。 

 

 

ヒルマさんのブログを読みました。

「そういうことなんだな。」と最近わかりかけてきた俺です。

まあ、スタッフの説明があったからこそなんですが。

 

 

それにしてもヒルマさんの文章でもう十分じゃないかと思った俺です。

 

 

以下、スタッフとの話し合いの文章を元にしています。

 

 

間違っていたらごめんなさい。

でも「親御さんは変わりにくい。」が青木さん達の考えなんですよ。

「親御さんが変わって子どもも変わればそんなに素晴らしいことはない。」

 

 

でもそれがとてもとても難しいのです。

家庭内暴力がありながら、親御さんは変わろうとする余裕なんて正直ないですね。

 

 

また俺の家庭の例を出しますが、うちの親はもともと変わりようがないんです。

 

 

うちの親にそんなことをしたら責めることになるじゃないですか。

ありえないんですよ。

 

 

うちの親ほどでもないにしろ確かに親御さんの側にも「うーんちよとそれは違うんじゃないかな」と思うことはおいらでも感じることがあります。

 

 

でもおいら達は絶対にそのことには触れません。

そのままです。

「親に変わってください」という発言は一度もしていないのがサポートセンターです。

 

 

 

そして親の状態はせめられるべきものではない。

せめてはいけない。

誰も完全な親などいないからです。

 

 

俺は親にひどいことをされました。

その結果ひどい暴力を親に向けました。

そして、自暴自棄になった俺は警察のお世話になった。

 

 

それでも今の俺は言います。

「お母さん、俺を産んでくれてありがとう」ってね。

 

 

なんとか頑張って良い給料がもらえるようにしたいんです。

そして両親の老後の世話は俺がしたいんです。

それがせめてもの罪滅ぼしだと思っています。

 

 

俺の家庭内暴力がなくなった唯一の理由は親と離れたことなんです。

 

 

変われると思う親御さんならば、子どもと離れずに頑張れば良いと思います。

 

 

しかし、私たちではもう限界だと思われたなら、これ以上子どもとの関係が悪くならないうちに早めに子どもと距離を置くことだと思います。

 何もサポートセンターに依頼する必要はありません。

 

 

面倒みが良い親戚はいませんか。

親しい友人が外国に住んでいることはありませんか。

外国で活動しているボランティア団体に相談してみる。

(当事者はボランティア活動なんかできませんから、団体にお金を出してお世話をしてもらうということです)

 

 

探してみれば道は開けます。

 

 

家庭内暴力が出ているお子さんと、いっとき距離を置いてみませんか?

そのことで親御さんも、本人も落ち着いて、正しく物事を見ることもできるようになる場合があるのです。

 

 

絶対にしてはいけないこと

 

 

本人を自宅に残して、家族が他に移る。

見捨てられた気持ちになることが多く、その後大変なことになったケースが多いそうです。

 

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家庭内暴力をなくす最善な方法とはこれだ ヒロ

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すみません、内容を変えます。

サポートセンターのスタッフから、「あまり劇画調に書かないようにしてください。」と指導が入りました。

 

 

「内容はまあいいでしょう。」ということでしたので後日、また書き直してアップさせてもらいます。

 

 

ということで、本日のテーマに入ります。

 

 

まずは、家庭内暴力がその言葉の通り、暴力が家族にしかない場合です。

 

 

隣近所に騒音がうるさいとどなり込んだり、敷地内に物を投げ込んだり、警察に苦情を言ったりする人たちがいます。

 

 

 

おいらは昔サポートセンターのスタッフとご両親に許可をいただいて相談に同席していました。

 

 

その時に聞いた話に、上記のようなケースのお子さんが時々いらっしゃいました。

 

 

そうなりますと、サポートセンターでも対処はできません。

今から書くことは家庭内でのみ暴力が出ている場合です。

 

 

これはおいらが考えて書いたわけではないです。

サポートセンターのスタッフ達の話を聞いておいらがその話に付け加えて書いています。

 

 

 

 

 

家庭内暴力をどうしたらなくせるか?

評論家とか専門家という人たちが色々と言っていますね。

でも元当事者のおいらがどうしたらいいのかをお伝えします。

 

 

まず、家族と本人さんが十分に話しをして、その結果本人が納得して家庭内暴力がなくなればこんなに素晴らしいことはありません。

 

 

 

家庭内暴力のようなものが出始めのうちは比較的対処の仕方ではなんとかなります。

 

 

でも多くの場合はまず話すきっかけをすでに失っています。

暴力はエスカレートしていて、警察も関与している。

 

 

警察も数回は効果がありますが、それ以上は同じこと。

 

 

 

はい、ここで当事者の発言です。

「最初はとても警察が怖かったですね。でもそのうちに警察は何もできないことを悟ってから、おいらの警察への態度がでかくなりました。」家庭内暴力でお母様を緊急病院に送り込んでしまいました、元当事者の言葉です。

 

 

 

「家族が警察にお願いしたことが、気にくわんのです。お前達は俺とまむかって一度も話をしてこなかったな。当時はそんな気持ちが頭の中をぐるぐる回っていました。」と同じく元当事者の言葉です。

 

 

意外です。

「当事者はご両親との会話を望んでいるのですか?」

「そうだよ。」

「カウンセラーなんかよこすんじゃないよ。サポートセンターのハゲもだ。」

 

 

「でも暴力をふるっていては話すことはできませんね。」

「話がしたいのなら、まずは暴力をやめて向き合うことが必要じゃないんですか。」

「その通りだね。」

 

 

「でも暴力は止められないと。」

「あのね、結局両親と話をしてもらちがあかねえんだ。何も前向きな回答が得られねえからな。」

「わかちゃいねえんだよ。親は。」

 

 

「お母様は忙しい時間をぬって、子育て勉強会やカウンセラーの資格もとって見えたとお聞きしています。それでもダメなんですか」

「そういう勘違いね。根本的に何もわかっちゃいねえんだ。」

 

 

すみません、お時間となりました。

それで、最善な方法をお伝えすることができなくなりました。

 

 

でも賢明な読者の皆様は、もう回答がお分かりになったと思います。

 

 

家庭内暴力をなくす最善の方法とは何か。

明日に続きます。

 

 

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知ってください僕らの悲しみ、つらさを ヒロ

 

 

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      イメージ写真です。本当の写真は出せません。

 

 

 

両手で耳をふさぎ、しゃがみこんでいるアメリカンボーイ。

窓から遠くを見つめるアメリカンボーイ。

 

 

二枚の写真は俺にとっては衝撃的だった。

 

 

写真を見ていたら泣けてきた。

たくさんの涙が出た。

その場を外した。

 

 

スタッフが寄り添ってくれた。

「かわいそうだね。かわいそうだよ。」

「本当は、皆んなと楽しくすごしたいんだろうね。でも彼の特性がそれを阻んでいるんだ。」

 

 

涙が止まらない。

俺は昔の自分とアメリカンボーイの今を重ねていたんだ。

皆んなと仲良くしたかった。

 

 

「ヒロ、なまけているんじゃないよ。」と何度先生に言われたか。

「お母さんが過保護すぎるんじゃないですか?」担任の先生からそう言われたと泣きながら俺に訴えた母親。

 

 

理解して欲しい。

理解してください、僕らの悲しみ、辛さを。

せめてこのブログを読んでくれているみなさんだけでも。

 

 

アメリカンボーイの苦手さをいろいろなことで補ってあげればいいんだ。

難しく考えない!!

 

 

24時間一緒にいる。

毎日一緒にいる。

日々大変な情報が僕たちにもたらされる。

 

 

それらから彼を知るんだ。

彼が快適に過ごせるように。

彼が社会に適応できるように。

 

 

手助けしてあげるのが僕らの役目なんだ。

世界中の誰よりもアメリカンボーイを知っているのが僕たちなんだから。

 

 

偉そうな言い方をしたハゲだ。

ハイハイと俺は聞き流した。

でもブログに書くために書き留めた。

 

 

しかし、そこに1人の男が立ちはだかった。

サポートセンターのリバイ総長と呼ばれている男がハゲに噛み付いた。

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一触即発。

 

 

 

この続きはどうなるのか!!

次回サポートセンターの危機、リバイ VS つるっぱげをご期待ください!!

 

 

すみません、こんな書き方をしても毎日のようにご相談がサポートセンターに来ます。

 

 

そんな中こんな馬鹿げたブログでいいのでしょうかと最近悩み始めた僕です。

でもこんな感じで書かないと書けないんです。

 

 

ごめんなさい。とぜひご理解ください。

最近「あんたのギャグみたいなものは期待していないのでその分当事者の回復について書いてください。」というメールをいただきました。

 

 

 

本当にごめんなさい。

多分この方のブログの方がおいらの文章より百倍ほどためになります。

そういうことでお許しください。

 

 

「コーチ役」は就労支援で見つける? | ~金のたまご 発達相談~

 

 

 

 

 

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音が苦手でクラスに居られないアスペな少年 ヒロ

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             イメージ写真です。

 

 

アスペルガーと診断されている16歳の少年。

僕は彼をアメリカンボーイと名付けた。

いつも口癖のように「アメリカに行くんだ。」と言っているから。

 

 

アメリカンボーイのことは下記の文章で色々と書きましたんで、一度読んでおいてください。

 

smilehousejapan.hatenablog.com

 

smilehousejapan.hatenablog.com

 

smilehousejapan.hatenablog.com

 

smilehousejapan.hatenablog.com

 

 

そのアメリカンボーイの現在。

はい、休みながらも学校には行き続けています。

学校が嫌なわけではないんです。

 

 

彼の特性が学校に居続けることを妨げているんです。

その特性とは。

 

 

1、音の問題

 

2、教室の環境の問題

 

3、授業の問題

 

4、英語の問題

 

 

俺が把握していることはこのくらいです。

俺は支援者ではないので、全てのことを教えてもらっているわけではない。

 

 

でもアメリカンボーイの学校を選ぶときに、日本からわざわざ休みをとってお父さんが調べに来たんです。

日本の高校ではほとんうにうまくいかなかったので。

 

 

でこのお父さん、まじ、尊敬です。

おトイレに入り、匂いを嗅いで便器の汚れをチエックしていました。

 

 

俺はその後ろ姿を見たとき、これが親の子どもへの愛なのかともう少しで泣きそうになってしまいました。

 

 

 

「これなら◯◯は大丈夫かな。」

「◯◯は喜ぶだろうな。」

 

 

あかん、今思い出したら涙がでたわ。

親はありがたいです。

俺も親孝行しないといけないな。

 

 

話を元に戻します。

授業の問題は授業時間が長いこと。

 

 

これはどうしようもできないな。

フィリピンのルールで決まっているんだから。

 

 

英語の問題は特性うんぬんというよりもやるしかない。

絶対的な時間数を確保すれば誰でもできるようになる。

 

 

教室の環境というのとは具体的にいえば床がつるつる滑るのが嫌らしい。

その解決策としては、決められた黒い皮靴から登山靴のような靴底に滑り止めがしてあるものを使用する。

 

 

しかし、ごっつい登山靴みたいなのはフィリピンにはあるんだけれど、普通ぽくて滑らない靴を現在日本で探している最中です。

 

 

またグループに別れての授業が多いフィリピンです。

グループに別れてしまうと皆んなのテンションが高くなって自然と超うるさくなる。

 

 

特にこフィリピンは日本の比じゃないほどせうるせえ。

鈍感ボーイな俺でも教室から逃げ出したことがあるくらいだからな。

大変なんだ。

 

 

 

でもっとも決定的なこと。

それはやはり音。

フィリピンは騒音の国。

 

 

多くの日本人はこの音でやられてしまう。

何を間違えたか、リタイアした後にフィリピンを選んでしまったご老人たちがその音に人生の楽園をあきらめさせられてしまっている現状がある。

 

 

決定的な写真を俺は見た。

アメリカンボーイがしゃがみこんで、両手で耳をふさいでいる。

もう一枚は、窓越しに遠くを見つめるアメリカンボーイの写真。

 

 

 

だれが撮ったかって?

サポートセンター名古屋のスタッフがアメリカンボーイのクラスの学級委員にお願いして、彼の様子を逐一写真に収めていてくれるんです。

 

 

ありえねえ。

ありえねえって。

アメリカンボーイの学校での様子が全てわかるなんてありえねえ。

 

 

凄いぞ!!

凄いぞ僕らのサポートセンター!!

まじ尊敬。

 

 

だからデジタル耳栓を手配しました。

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また明日。

 

 

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フィリピンでの発達障害支援 ヒロ

 

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俺もフィリピンで講演会をすることになった??勘弁してください。

 

 

フィリピンはアメリカの影響をもろに受けている。

アメリカの最先端の成果がこの国にも入ってきている。

しかし、問題は現場にその成果が反映されていないこと。

 

 

サポートセンターのスタッフがそう言っていた。

国にお金がないから、学校の現場で発達障害に関する効果的なことが実行されていないんだ。

全て予算がないということ。

 

 

だからおいらの母校でも専門性を兼ね備えた教師が不足している。

 

 

誰か教師をよこすことはできないのかとサポートセンターに打診してくるほどだ。

サポートセンターも学校側と協力してより良い支援体制が整えるようにしたいと思っている。

 

 

 

ハゲもそのうち先生になるのかもしれないな。

 

 

それで今、サポートセンターのスタッフが考えていることは、フィリピンの学校現場でもっと発達障害の特性を持った子どもたちのことを理解してもらおうということ。

 

 

具体的には生徒の前でお話をして、啓発活動につなげたいらしい。

 

 

今後、その場を設けてもらえるように交渉するとのことだ。

これもアメリカンボーイが他の生徒に受けいれてもらえるようにとのことかららしい。

 

 

すごいな。

本当あんたらすごいぜ。

まじ尊敬。

 

 

あのですね。

話は変わります。

とてもお金もちの方々がいらっしゃいます。

 

 

こちらでのお金持ちと日本のお金持ちとではスケールが違うようなんじがします。

ある時、一組のご夫婦がサポートセンターの事務所にお越しになった。

 

 

そして、言ったことは、この団体を買い取りたいと言う申し出だった。

スタッフもそのまま全員雇用。

条件は今までより数倍良い条件にします。

 

 

この人たちとの出会い。

それは、サポートセンターの事務所があるマンション内にその家族は住んでいるんです。

なんとワンアローを全部買い取って生活している。

 

 

子どもは3人。

3人とも発達障害

しかも状況はよくない。

 

 

それで、ワンフロアーに家庭教師の先生たちを全員住まわせているんだ。

そして毎日学校に行かずに、個別で支援を受けている。

 

 

ある事件からうちの団体を知って、何回も話をした青木さん。

フィリピンにはこんな個別支援はない。

しかし、アメリカにはあるそうだ。

 

 

すごい実績を上げている団体もあるそうです。

それで、思い切ってアメリカに引っ越したんだけれど、子どもたちがアメリカの環境になれなくて仕方がなくフィリピンに戻ってきた。

 

 

だからうちの団体に目をつけた。

小さいから、思い切って買い取ってしまえと思われたんでしょうね。

 

 

青木さんも少し悩んだそうです。

お金があれば様々な効果的な支援が提供できる。

今は受益者負担なので支援にはとてもお金がいります。

 

 

お金がかけれないとやはり十二分な支援はできない。

そうだろうな。

支援を受けてきたおれだからこそわかります。

 

 

まあそれにしても改めて大変な支援だな。

やってられないな。

ほんと信じられないことをしている人たちです。

 

 

 

 

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校長先生の笑顔で僕は卒業できました。ヒロ

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 友達。みんなで笑った。みんなでカラオケに行った。そんなことがうれしい

 

 

 

ヒロさんは何をしているの?

就職したという報告書は上がっていないですね。

元気でやっていますか?

 

 

 

7年前のインターナショナルハイスクールの校長は今でも校長をしてみえる。

俺はスタッフの付き添いで母校に来た。

しかし、事務所前で足が止まってしまった。

 

 

俺は就職できていないから。

俺だけ取り残されたかもしれないと思うと強い悲しみが俺を襲う。

 

 

ヒロさんに「一度顔を出して」と言ってください。

「あなたの顔が見たい。」と校長が言っていたと伝えてください。

 

 

そうスタッフに言った後、しばらく俺の思い出が語られた。

何と言っても7年間毎日のように通い続けたんだからな。

 

 

忘れもしないよ。

高校登校初日の昼食時。

俺は1人でスタッフが作ってくれた弁当を食べていたんだ。

 

 

食堂の壁際で1人静かに食べていた。

「ヒロさん、どうしたの?どうして1人で食べているの?」

それは校長先生だった。

 

 

校長先生はすぐに、優しい同級生を探し出して、一緒に昼食を食べるようにしてくれた。

 

 

ある時は、図書館で1人で座っていたら、校長先生がお菓子をくれた。

 

 

校則違反だが、「トイレで隠れて食べなさい。」と小さな声で笑って言ってくれた。

 

 

誕生日に小さいけれどケーキをくれたこともあったな。

サポートセンター以外で初めて誕生日を祝ってもらった経験です。

 

 

俺は日本で小、中と不登校

みんなからいじめられていた。

無視をされていた。

 

 

時には、「死んでくれ」とか「気持ち悪いから学校に来ないで」と言われたな。

放課の時間はトイレに監禁されて、上と下から水攻めにあったり、裸にされて廊下に放置。

 

 

まあ、学校が荒れていた時代だったからな。

それでもなんとか頑張って学校に行っても、行くたびにやられたら、バカなおいらでももう諦めてしまった。

 

 

本当はみんなと楽しく、仲良く学校生活をたのしみたかっただけなんだ。

でもそんなことは俺には許されなかった。

 

 

自分がそう願っても、誰も俺を仲間に入れようとはしてくれなかったから。

 

 

そんな学校生活が体じゅうに染み込んでいたから、いくらスタッフが「フィリピンではいじめや不登校という言葉はない。」と言われても、信じることはできなかった。

もう期待して、裏切られるのはごめんだと思っていたからな。

 

 

だからフィリピンのインターナショナルハイスクールに入学しても不安の方が強かった。

初日こそ期待したけれどね。

 

 

あの校長がアメリカンボーイを支援しているのか?

 

今度お土産を持って、校長先生の笑顔に会いに行こう。

「色々とお世話をしていただき、ありがとうございました。」

 

 

一度も「ありがとう」を言っていないことを思いだした俺です。

 

アメリカンボーイのことは明日書きます。

元気で学校には行っています。

しかし、色々と困難なことが出てきました。

 

 

例えば聴覚過敏です。

とにかくフィリピンは音の洪水だからね。

かわいそうに。

 

 

ではまた明日。

 

 

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