はい?あっそう、ショーケースに腕をつけるなですか ごめんなさい
中学でも高校でも学校に行けなくなるとほとんどの子どもたちは暴れます。
暴れるのは家の中だけで、暴力の対象は母親だけのことが多いですよね。
母親に向かって言う言葉もみんなほとんど同じです。
以前にも書きましたが、暴力がでるきっかけなんかも同じです。
よくひきこもりや発達障害のことを扱った本で「親が変われば子どもは変わる」という表現をみることがあります。
この言葉を使う時は注意が必要だと思います。
だって、親が原因だから子どもが悪くなったと思ってしまう人たちがいるでしょ。
1、確かに親が原因ということはあります。だからと言って親を否定したり、親のプライドを気づけることはだれもしてはいけないんだ。
2、例え親が原因だとしても、二次障害でひきこもりや家庭内暴力なとが出てしまった以上、親の子どもに対する考え方や行動が変わったとしても、そのことだけで子どもが 回復することはほとんどないんだ。
俺の母は重いうつ病で家事、育児ができなかったんだ。
俺に対して暴力で接してきた。
当時の俺はそのことに反発した。
今はその時のことを理解し受け止めている。
今は母親の気持ちも理解できるようになったんだ。
一人でなんか理解できるまでにはならんよ。
そんなんになるまで7年近くかかったんだよ。
だから俺は母親を否定はしない。
誰かが俺のことを理解しようと「お母さんひどかったね」と言われたら俺は正直面白くない。
母親の問題はもういいんだ。
仕方がないじゃないか。
誰だって好き好んで鬱なんかになったりしないさ。
鬱までいかなくて、おかあさんやお父さんが発達凸凹の場合も少なくないですよ。
サポートセンター名古屋に相談に来られるのは圧倒的に母親なんです。
俺や大統領は父親でした。
どのお母さんも孤軍奮闘です。
姑から「あなたがしっかりしていないから」と責められていたりするお母さんもいます。
ご主人から、「俺は仕事で精一杯なんだ、お前が家庭をとりしきるんだろうが」と責めるお父さんもたまにいますよ。
多くの場合はただ、ただどうしていいのかわからず、とにかく子どもを怒鳴ってその場を治めようとするケースが多いんでしよ。
でも、もう家庭内暴力が出てから半年も経ってしまっていると関わるというより両親と子どもが距離を置くほうがいいんですよ。
子どもが落ち着くためにね。
距離を置くことです。
距離をおいたほうがいいです。
名無しくんの文章を読みました。
smilehousejapan.hatenablog.com
第三者が関わるのがもう少し遅れていたら、取り返しのつかないことになっていたでしょう。
俺は経験者ですから少しはわかるんですよ。
サポートセンター名古屋で以前一緒に支援を受けていた青年は、包丁で母親を切りつけました。
彼は言っていました。
「今でも、母親の腕から血が流れていく光景が頭から離れない。」
その話をするたびに彼は涙を流していました。
子どもにそのようなことをさせてしまう前に、思い切って距離をおきましょう。
お互いが安全に感じるまでの距離です。
例えば理解ある親戚の方がいませんか?
親戚の方のところに一時的に移動してもいいですね。
その時にかける言葉は、以下のように考えました。
お母さんたちとお前の関係が悪くなっていることがとても辛い。
これ以上悪化させたくないので一時的に距離を置けばお互いが冷静になれると思う。
何をおいてもお父さんも、おかあさんもお前のことが大切なんだ。
お前の力になんとかしてなりたいんだ。
親戚の方が迎えに来てください。
なんか移動する理由があればいいですよ。
後付けでもいいです。
畑が忙しい、家業で人手が足りないなどです。
そうすれば本人も折り合いをつけて移動できると思います。
みじかに活用できる資源(この場合は親戚です)をまずは探してみましょう。
今日はとても偉そうなことを書いてしまった。
ほとんど青木さんたちの勉強会なんかで聞いたことを思い出しながら書いてみました。
間違っていたら、スタッフが直してくれます。
サマースクール終了まで、あと5日だ !!!
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