発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ハゲよ、あんたは最高に輝いているぜ。ヒロ

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「ご飯一緒に食べようか」昔お世話になった人からの電話。

 

 

先週の金曜日に日本に帰国しました。

そして土曜日から面談が始まりました。

土曜日は午前中1件、午後1件、夜2件。

 

 

終わったのが夜11時過ぎでした。

どの人達も大変な状況でした。

お母さんもお父さんも泣いていました。

 

 

「いろいろな支援団体に行ったけれど、結局だめだった。」

「息子に希望を見せて欲しい。」

 

 

「泣く必要なんかないのに。」と思います。

「そう、もう泣く必要なんかないですよ。」

と心の中でご両親に語りかけたい俺。

 

 

青木さんの隣に座って、ひたすらご両親と青木さんとの会話を聞くのが俺の仕事。

話したくて仕方がない。

でも我慢。

 

 

うー。

我慢できなくなっている俺です。

 

 

「『発達障害な僕たちから』に出会って、そこで回復している人たちの記事を読んでも、最初は信じられなかった。」

「でも、みんないい笑顔をしている。」

 

 

「ヒロさん、あなたの書く記事で希望を持ったんです。」

そう言われても、「そうなんだ」としか思えないおいらです。

結局皆さん、おいらのブログを読んでサポートセンター名古屋に希望を託した人たちなんです。

 

 

そんなにあのブログはすごいのか。

うーん。

だって、あそこに書かれていることはほんの一部なわけだし。

 

 

先週なんかすごいんだよ。

笑うことを忘れた男の人がフイリピンに来たんですよ。

学校でも一言も話さなかった人らしいです。

 

 

その人がおいら達と1週間過ごしたその記録の一部をお父さんとお母さんに送りました。

 

 

そしたら、「息子の笑っている顔を見たのは小学生以来です。家族みんなで嬉しくて泣いてしまいました。」とメールで返信が来たんですよ。

 

 

その男の人が言いましたよ。

「笑う時がなかった。」

だって。

 

 

何も僕たち特別なことはしていませんよ。

ただ、一週間めちゃくちゃ楽しいことをその人と一緒にやっただけ。

これは回復支援の前菜なんです。

 

 

これからがメインコースの始まりです。

 

 

 

と、まあなんというか、そのですね。

何を言いたいのかわからなくなりましたが。

はい、日曜日午前中も1件立合わさせていただきました。

 

 

午後からダウンしました。

で、おやすみをもらいました。

 

 

しかし、ハゲのエネルギーは無尽蔵。

この2週間、朝から晩まで日曜日を除いて一緒にいました。

休んでいないんですよ。

 

 

今に始まったことじゃないけど。

何でそんなに働くことができるのか。

 

 

そして、面談に際して的確なアドバイスをすることに本当に感心してしまうおいらです。

 

 

半端ねえ。

すげえやつだぜあんたは。

俺をここまで変えたんだからな。

 

 

すげえよ。

だれもあんたを褒めないけど、忘れないでくれ。

俺は、あんたをリスペクトしているぜ。

 

 

最高だぜ、あんた!!

 

 

また明日。

 

 

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日本では生きていくことができない、程度の悪いアスペな俺です。ヒロ

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  忙しくなって来ました。おいらの出番です。

 

 

日本に帰ってきました。

講演会をするためです。

 

 

飛行機が2時間遅れで、はらぺこでした。

それで青木さんにお願いして回転寿司を食べることにしました。

 

 

カウンターに腰を下ろしたら、「お金をおろしてくる。」と青木さんは店から出て行きました。

 

 

そうしたら、「まもなくラストオーダーです。」と店員さんが大きな声で叫びました。

 

 

大変だ。すぐに注文しないと食いっぱぐれてしまう。

俺は速攻で、注文用紙を埋めて行きました。

 

 

来た皿から急いで食べて行きました。

10分ほどして青木さんが帰ってきました。

「遅かったですね。青木さん大変です。ラストオーダーになってしまいました。」

 

 

そういうと同時に青木さんは俺が食べた皿を見てこう言った。

「えっ、これみんなヒロさんが食べたの?」

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「僕の注文はしてくれたの?」

「すみません、自分のことで精一杯でした。」

 

 

僕たちの会話を聞いていた大将が「お客さんまだ5皿くらいシャリがあるから大丈夫ですよ。」と言ってくれた。

青木さんは3皿頼みました。

 

 

でき上がった皿を俺は受け取り、自分の口に入れようとした瞬間「ちよっと!!それ僕が頼んだお皿だよ。」と大きな声で青木さんが怒鳴りました。(怒鳴ったりはしていないと思います。BY スタッフ)

 

 

「あの、まだ注文していいですか?大将もああ言ってくださっていることですし。」

 

 

「それ以上食べたらダメだよ。」鬼の青木がそう叫んだ。(決して叫んではいません。書き方に注意してください。BY スタッフ)

 

 

結局優しい青木さんは一貫しか食べなかった。(一貫しか食べられなかった。BYスタッフ)

 

 

はい、お勘定。

 

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「食べたな!!明日への活力。がはぁはぁはぁはー」

「青木さん、心配しないでください。あとからコンビニに付き合いますから。」

 

 

そして僕たちは、電車に乗って名古屋駅に向かった。

電車に乗った早々やってしまいました。

 

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   寝かせて置きなさい、ヒロさん。

 

 

「ヒロさん、同じ失敗はしないでね。」

「 トホホホホー」

 

 

「なんでだろ。ヒロさんは最近は、フィリピンでは何も注意されないよね。ところが日本に帰ってくるなりこんなふうになるよね。」

 

 

「日本はみんながちゃんとしているから、ヒロさんのおかしさが際立つんだろうな。」

 

 

日本には住むことも働くこともできない、程度の悪いアスペな俺です。

 

 

俺みたいには決してならないでくださいよ。

 

 

また明日。

 

 

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兄弟の支援をお願いします。手遅れになる前に ヒロ

 

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兄弟の大変さをもっとクローズアップしていかないと。

 

 

 

俺は程度の悪いアスペルガーな男。

28歳だ。

 

 

俺の小さい時も同じく程度の悪いアスペルガーな子どもだった。

 

 

一番有名なエピソードは5歳ごろだったかな。

滑り台ですべる順番を待っていたんだけれど、前の奴がちんたらしていたんで、我慢できなくて、そいつの背中を力任せに押してしまった。

 

 

その子は顔面から地面に落ちたので、顔面血だらけになったらしい。

 

 

俺はそんなことはおかまいなしに、滑り台にライバルがいなくなったことに大喜びで、何度も何度も滑り台を滑っていたらしい。

 

 

俺は長男で、下に兄弟がいる。

よく怒られたのは、一緒に食事をしている時に、兄弟の分のおかずも奪って食べてしまうことだった。

 

 

だから俺だけ、別の部屋に監禁されて、そこで鍵をかけられて食事を食べさせられた。

 

 

テレビは俺がいつもリモコンを握っていた。

リモコンを手放した時、それは人生の敗北者にでもなるような感じだった。

 

 

小学生の時から母親に無理矢理勉強をさせられた。

手に鉛筆を輪ゴムでとめられた。

それが痛くてたまらなかったので、大声で叫んだりしていた。

 

中学になると、もう腕力では母親を超えていたから、大立ち回りを演じていた。

 

 

部屋の壁をボコボコにして、花瓶やテレビをぶち投げた。

窓からもいろんなものを投げたので、近所の人たちからいつも苦情が来ていた。

 

 

マンション内で近所の人たちから、兄弟に嫌がらせもあったらしい。

 

 

それでも俺は他の兄弟のことなんか何も考えずにただ、暴れていた。

 

 

俺の家に平和が訪れたのは、俺が16歳でサポートセンター名古屋にお世話になるために家を出た後だった。

 

 

長い戦時下で兄弟たちの疲労は頂点に達し、学校に行かなくなった。

 

 

いや、学校に行けなくなったと言う表現が正しいと思う。

そして、他人を怖がり、ちよっとした物音にも過敏になってしまったらしい。

 

 

俺は、兄弟たちの人生をも奪ってしまったんだ。

兄弟たちも俺と会うことを一切拒否している。

家族の中で、俺はもう死んだ扱いになっている。

 

 

だれももう俺の話題を出さない。

出さないためにも、俺の物を処分した。

 

 

小さい時の写真やおもちゃ、服一切が、大きなみかん箱に入れられて、サポートセンターに届けられた。

 

 

 

俺がしたこと。

取り返しのつかないこと。

悔いても何も変わらない。

 

 

もちろん、懺悔の日々を送るつもりだ。

この先ずっーとね。

 

 

みなさんに過ちを繰り返して欲しくないので僕は全国のお母様にお願いしたい。

 

 

僕みたいな大変なアスペルガーな子どもを持つお母様方へ。

 

 

いつも、大変なご苦労をされておられるでしょう。

子どもさんに成り代わって、「ありがとうございます。」と言わせてください。

 

 

そして、どうかそのような子どもをどこかお世話してくれるところにお預けになって、他のお子さんたちのケアーに努めてください。

他の兄弟たちは日夜大変なストレスにさられさています。

 

 

でもみんないい子なんです。

我慢しているんです。

その我慢はいつか、大きな爆破を生みます。

 

 

お願いします。

1日も早く、他の兄弟たちのケアーに取り組んでください。

僕の兄弟のように手遅れになる前に。

 

 

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「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」 まる

 

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  Mr.Joe。  お時間が来ました。 「発進 !!」

 

 

大学にいくことよりも大切なこと。

それは基本的な生活習慣を身につけさせること。

 

 

 

「自分の子どもがまさかこんなこともできなかったなんて。」

私たちの指摘で初めて、お子さんの現状を知るご両親は多いです。

 

 

「いや、これは意図的に作られた映像としか思えない。」

私たちが支援している状況の映像をご両親にお見せしても長い期間、その現状を受け入れることができないケースもあります。

 

 

でも、できないならば、できるようにするだけです。

その人ができるように支援者がその人にあったやり方で支援をすることがとても大切です。

 

 

ひとり、ひとり置かれている状況が違いますから。

心の状態も様々なんです。

 

 

どんどん支援を受けたいと本人がそのように思ってくれたならば、とてもやりやすいでしょう。

 

 

しかし、そんな人は今までの支援の中でお会いしたことがありません。

 

 

青木でも、支援に結びついてから、やる気を出すまで数年かかったと言います。

 

 

24時間徹底的に寄り添うにもかかわらず、当事者との信頼関係を構築するにはそのくらいの時間が必要なのです。

 

 

社会に戻るための回復には、時間が必要です。

3年、5年、長い人になりますと10年という支援期間が必要です。

そうして初めて、社会に受け入れてもらえる人となるのです。

 

 

もう1つの重要なこと。

それは教え方です。

 

 

口で言葉を使って伝えても、理解することが苦手な人が多いのです。

想像するという力が他の人たちと比べて弱いのです。

 

 

ですから、支援している人にこうして欲しいということがあるならば、実際に眼の前でやってみせる必要があります。

 

 

体を洗うということ。

私たちが支援している人たちの多くは、入浴することをあまりしない人が多いです。

 

 

逆に1日何度も入浴し、入浴時間が数時間にも及ぶというほど、きれいにしていないと気がすまない人もいますが。

 

 

たとえ入浴したとしても、湯船につかるだけ、シャワーを浴びるだけです。

 

 

体を丁寧に洗うことを教える必要があります。

スタッフ数名と支援している人が公衆浴場に行きます。

 

 

真ん中に支援している人を座らせて、左右に支援者が座ります。

 

「体の洗い方を伝えます。まず、特に重点的に洗って欲しい箇所は・・・・・・」

 

 

こんなことをレクチャーするわけですから、開店と同時に銭湯に突入しなければなりません。

 

 

山本五十六の言葉に支援の基本のような言葉があります。

支援の現場にいてつくづくこの言葉はいいなと思うのです。

 

 

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」

 

 

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

 

 

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

               (山本五十六の言葉より)

 

 

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大学に行くことよりもっと大切なことがある。 まる

 

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 気を抜くと忘れてしまいます。口にチョコレートついているよ。

 

 

 

せっかく入学した大学に通えなくなる人たち。

すべての人に共通していることは「自信がない。」ことです。

自信がないから不安になるのです。

 

 

青木は、大学の構内を歩いた時に、自分の服装がおかしいのではないかと、突然強い不安に襲われて、そのままアパートに帰ったことがあるそうです。

 

 

服屋に行き店員に選んでもらったことは良いのですが、行った先がイトーヨーカ堂

 

 

服を選んでくれたのが、自分の母親と同じ年齢くらいのおばさん店員だったとか。

購入した服は結局一度も着ることはしなかったそうです。

 

 

髪の毛が薄いので、みんなから変な風に見られるのではないか。

体臭が臭うのではないか。

 

 

特にバス停でバスを待っている時などに、若い女生徒達の集団と一緒になると、怖わくてその場を離れてしまったそうです。

 

 

学生食堂で一人で食べていると、周りから「あの人は友達がいない、かわいそうな人。」と思われていないか。

そんなことを考え始めて、結局大学に行けなくなってしまったそうです。

 

 

みんなが行けるのに、自分だけが行けない。

自分は頭がおかしいに違いない。

精神科に行って診てもらいたい。

 

 

診てもらって、ほとんうに精神病だと診断されたら・・・・・・。

もう死ぬしかないな。

 

 

どんどん自分の状況を悪くしてしまった青木です。

そんな経験があるからこそ、今適切な支援ができるのでしょうね。

 

 

木が大学に通ったのは短期間だったそうです。

そして、ひきこもってしまいました。

 

 

 

 自信がなければ自信をつければいいだけです。

別に難しいことではないです。

 

 

実は、自信をつけて大学に通うことができる以外に、もっと大切なことがあるのです。

それはひきこもっている多くの人たちが、できないことでもあります。

 

 

それは生活習慣を身につけさせることです。

朝起きたら、顔を洗う。

家族と顔を合わせたら、「おはよう。」のあいさつをする。

 

 

入浴は毎日して、体を丁寧に洗う。

服は毎日着替える。

 

 

私たちが支援している人たちの多くは、そんなありふれたことができない人たちです。

 

 

残念ながら、大学ではそのような指導をしていません。

大学を優秀な成績で卒業した人でも、基本的な生活習慣が身についていない人がいるのです。

 

 

このブログを読んでくださる皆様のお子さんはどうですか?

今一度子どもたちをゆっくりと見つめ直してみてください。

 

 

もちろん生活習慣も身につけさせれば良いだけです。

ただし、大人に、歯を磨く練習をさせることは、彼らのプライドをひどく傷つけてしまうことになります。

 

 

多くの人は、支援を拒否してしまうのです。

生活習慣を身につけさせることは案外難しいことなのです。

 

 

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子どもの笑顔と両親の涙。ヒロ

 

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 食事会。この時間も働いている支援者達がいます。ごめんなさい。

 

 

「青少年生活就労自立サポートセンター名古屋」これが正式名称です。

それがもうすぐ名前が変わります。

「青年生活就労自立サポートセンター」が新らしい名称です。

 

 

はい、少年が取れました。名古屋も取れました。

いよいよ、全国制覇に乗り出す時が来たのですか?

いざ、出陣。

 

 

「少年の支援はもうしないの?」

「しないわけじゃないけれど、メインは最も得意な「大人のひきこもり」なんだ。」

 

 

ハゲは鼻の穴をより大きくして、おいらに話した。

「やっぱり二十歳くらいじゃないとなかなか支援につながらないんですよね。」

「その通り。たまには冴えたこと言うね。」

 

 

「まだなんとかなるとか思っている間は支援にはつながらないからね。」

「もうだめだ。」と感じることが支援につながるためには必要なんだ。

 

 

 

「俺の血はサポートセンターの色がしますぜ。」

「はあ?また劇画調か。」

「ふふふふふ。人造人間21号は俺ですぜ。」

 

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   出来損ないの人造人間21号です。

 

 

バカな話は置いておいてと。

 

 

新しい人がフィリピンに来ました。

お母様と、お父様にスカイプにて、スタッフの一部達がここフィリピンからご挨拶をさせていただきました。

 

 

お父様、お母様とも泣いておられました。

すこししんみりとしたおいらです。

 

 

で、その人はフィリピン到着初日から、人が変わったようになってしまいました。

 

 

でも、めちゃくちゃ変わったというわけではないです。

そんなことはありゃしない。

 

 

青木さんは日本にいるご両親に支援している子どもたちの報告をしているんです。

 

 

昨晩は青木さんの報告文に対してのご両親からの返事を反省会で読み上げました。

 

 

「子どもの笑顔を見て涙が出てしまいました。子どもの成長が私たちの生きがいですから。」と青木さんがメールを読み上げて、おいらは「ロビーのトイレ行きます。」と言って部屋を出た。

 

 

「そうなんですか。泣いたんですか。」

「お父さん、お母さん泣きました。」

「生きがいなんです。子どもが。」

 

 

「笑顔を見られて泣いたんですか。」

「泣いたんだよね。」

「お母さんと、お父さんは、泣きました。」

 

 

何度も、何度も言葉に出した。

涙が出てきた。

 

 

すべてのお父さん、お母さんは子どもを大切に思っています。

かけがえのない我が子ですから。

子どものためなら自分の命まで差し出します。

 

 

俺は確かに、自分の両親の愛をこの時、フィリピンにいて、もう10年近く会っていないにも関わらず、感じたね。

 

 

今までなら、俺がしたことを悔いて、その後とても辛くて数日ブルーになっていた。

しかし、今は違うね。

 

 

程度の悪いアスペな支援者ヒロだ。

 

 

お父さん、おかあさんは毎日欠かさず、このブログを見ていてくださるそうだ。

 

 

「お父さん、お母さん。何も心配は要りませぬ。どうぞこの私めにおまかせください。」

 

先生からも一言よろしくお願いいたします。

 

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ありがとうございました。

 

 

お父さん、お母さん、「いいね。」だけは忘れないでくださいね。

 

 

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うちの子も怖くて入学式には行けませんでした。 まる

 

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     支援している人の服探しです。

 

 

昨日ブログをアップした30分後に最初のご相談のメールが届きました。

 

 

「私の子どもも俊介さんと同じように、入学式に怖くて参加できませんでした。」

「学校が始まるのですが、怖くて外に出られない。」と言っています。

 

 

「どうすれば良いのでしょうか。」

「このままですと、就職どころかずーと部屋からも出られなくなり、東大さんのようになってしまうのでないかと心配です。」

 

 

 

「アドバイスをお願いします。」

 

 

 

自信がないから不安になるのです。

自信がないのには幾つかの理由があります。

 

 

1、人とどう関わって良いのかわからない。

 

2、他人と比べて劣っていると思われる身体的な部分がある。

 

 

多くはこの2つです。

大学に入学しても勉強の不安を訴える人もいますがごく少数です。

 

 

身体的に劣っていると本人が感じる場合。

具体的に言いますと、1、薄毛、2、太っている、3、体臭

この3つが悩みベスト3です。

 

 

他にも「彼女ができない。」という悩みも多いです。

たくさんの男に彼女がいるのに、自分に彼女がいないのは自分の存在が女性たちから否定されているからだ。

 

 

そう思い込む人は多いです。

フィリピンに行くと、すぐにその考えは変わりますけれど。

 

 

青木は20歳ですでに薄毛で何度もかつらのパンフレットを取り寄せたと言っています。

 

 

26歳で外国人の友人たちから、「思い切って髪の毛を切りなさい。そちらの方が似合うから。」と無理やり信じ込まされて、坊主にしました。

 

 

今は「もっと早くにしておけばよかった。」と本人は言っています。

不思議なのは、これだけ薄毛にこだわるのは日本だけらしいです。

 

 

太っているのは痩せればいいだけです。

努力でなんとかなります。

 

 

サポートセンターのスタッフたちは、支援している人たちと一緒に、ジムにどれだけ通ったでしょうか。

 

 

体臭。

以前支援した子から聞きました。

「300メートル先からお前が近づいてくるのがわかる。」と体臭がきつい彼に同級生が放った言葉です。

 

 

確かに臭いました。

臭いの元を断たなければいけません。

 

 

制汗剤をいつもバッグに忍ばせておいて、3時間ごとに塗りなおす。

または汗をかいたらその都度、拭く。

通気性の良い服を一緒に買いに行き、着させる。

 

 

もちろん入浴で丁寧に洗い清潔に保つことを指導しました。

 

 

口で言っても理解が苦手な人たちばかりです。

ですから、スタッフが一緒にお風呂に入り、手本を見せます。

それしか方法はありません。

 

 

 

当事者が抱える問題を一緒に考えていくことが大切です。

脇臭に関しても、自分一人ではとても恥ずかしくて、その問題を考えることもできない人が多いです。

 

 

人とどう関わって良いのかわからないというケースはどうすれば良いのでしょうか。

 

 

簡単に言うならば、人と関われたという経験値が多くあればいいのです。

圧倒的に人と関わった経験が少ないのです。

 

 

多くの人はどこで人と関わる練習をしてきたのでしょうか。

人と関われる場があれば、そこで関わる練習をしましょう。

 

 

 

やれた。

できた。

なんだこんなもんだったのか。

 

 

そんなふうに思えたら、もう大丈夫です。

元気に大学に通うことができるでしょう。

 

 

最後に、一番やってはいけないことは次のことです。

 

1、「みんなが大学に行けているのに、なんでお前は行け  ないの。」と叱責すること。

  そのことで大学に行けたら、サポートセンターは存在  していません。

  追い立てると、暴力や自傷行為に走るだけです。

 

2、ご両親が不安そうな発言や態度を子どもにみせるこ   と。

 (子どもにとって、ご両親が唯一の助けなんですから、子 どもに弱さを見せない。)

 

 

まだ大学は始まったばかりです。

でもご両親で持ちこたえられなくなったら、すぐにサポートセンター名古屋にお問い合わせください。

 

 

一緒に考えて行くことはできます。

 

 

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