気を抜くと忘れてしまいます。口にチョコレートついているよ。
せっかく入学した大学に通えなくなる人たち。
すべての人に共通していることは「自信がない。」ことです。
自信がないから不安になるのです。
青木は、大学の構内を歩いた時に、自分の服装がおかしいのではないかと、突然強い不安に襲われて、そのままアパートに帰ったことがあるそうです。
服屋に行き店員に選んでもらったことは良いのですが、行った先がイトーヨーカ堂。
服を選んでくれたのが、自分の母親と同じ年齢くらいのおばさん店員だったとか。
購入した服は結局一度も着ることはしなかったそうです。
髪の毛が薄いので、みんなから変な風に見られるのではないか。
体臭が臭うのではないか。
特にバス停でバスを待っている時などに、若い女生徒達の集団と一緒になると、怖わくてその場を離れてしまったそうです。
学生食堂で一人で食べていると、周りから「あの人は友達がいない、かわいそうな人。」と思われていないか。
そんなことを考え始めて、結局大学に行けなくなってしまったそうです。
みんなが行けるのに、自分だけが行けない。
自分は頭がおかしいに違いない。
精神科に行って診てもらいたい。
診てもらって、ほとんうに精神病だと診断されたら・・・・・・。
もう死ぬしかないな。
どんどん自分の状況を悪くしてしまった青木です。
そんな経験があるからこそ、今適切な支援ができるのでしょうね。
青木が大学に通ったのは短期間だったそうです。
そして、ひきこもってしまいました。
自信がなければ自信をつければいいだけです。
別に難しいことではないです。
実は、自信をつけて大学に通うことができる以外に、もっと大切なことがあるのです。
それはひきこもっている多くの人たちが、できないことでもあります。
それは生活習慣を身につけさせることです。
朝起きたら、顔を洗う。
家族と顔を合わせたら、「おはよう。」のあいさつをする。
入浴は毎日して、体を丁寧に洗う。
服は毎日着替える。
私たちが支援している人たちの多くは、そんなありふれたことができない人たちです。
残念ながら、大学ではそのような指導をしていません。
大学を優秀な成績で卒業した人でも、基本的な生活習慣が身についていない人がいるのです。
このブログを読んでくださる皆様のお子さんはどうですか?
今一度子どもたちをゆっくりと見つめ直してみてください。
もちろん生活習慣も身につけさせれば良いだけです。
ただし、大人に、歯を磨く練習をさせることは、彼らのプライドをひどく傷つけてしまうことになります。
多くの人は、支援を拒否してしまうのです。
生活習慣を身につけさせることは案外難しいことなのです。
下記バーナーのクリックを2つ押してください。
ご協力をお願いします
日本ブログ村に参加しています。
1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。
クリックをお願いします。