エイジさんからメールが僕にもきました。
家族の方から届いたメールを僕に送ってきました。
「私は話し方が変なんです。注意を受け続けています。でも少しは上手くなったのでしょうか」とのメールもエイジさんから送られてきました。
僕はそのメールを僕の彼女にも見せました。
全文英語で書かれてありましたので僕のフィリピン人の彼女もすぐに意味がわかりました。
「家族からのアテンションがどれほど大きな効果を産むかということだね。」僕の彼女はそう言って少し涙ぐんでいました。
「エイジさんが今のタイミングで家族にビデオレターを送ったというのは、エイジさん自身が何か手応えみたいなものを感じているのかな?」と僕が言いました。
多くの人はたかだかそれくらいで何を喜んでいるのかと思うと思います。
しかし、朝から晩まで毎日エイジさんを見続けているこの団体の人たちにはこの出来事を大きく捉えているのです。
直した方がいいことがたくさんあって、でもその一方で時間はどんどん過ぎていくのです。
エイジさんのようなタイプの人たちの支援がどれほど困難を極めるのかを、感じてもらえればと僕は願います。
エイジさんの大変さを思うと、僕たちの様なタイプの人たちは決して悲観することなく、焦らずにじっくりと支援を受けいけば、時間とともに成長していくのだと改めて思わされました。
ADHDのことが発達障害のニュースの中で語られなくなる日もそんなに遠くはないと僕は思っています。
もちろん東大さんたちの様な特性を持った人たちへの理解と関わり方もこの社会が学んでいき、違いを受け入れていく世界になってくれることを待ちたいです。
ガンバレ、エイジさん。
みんながあなたを見ていますよ。
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