発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ひきこもりから回復するには?

 

 

僕たちにはメンターが必要なのです。

僕も、シンゴさんも、ブンさんも、ヒロさんも。

回復したみんなにはメンターがいました。

 

回復した僕たちの最初のメンターは青木さんでした。

青木さんが、僕たちの世話をしてくれていました。

それはそれは・・・・。

 

 

家族以上に僕たちのことを思ってくれていた青木さんです。

今思い返すと、どうしてそこまでできたのかと思います。

 

 

しかし、青木さんは言います。

支援者にも限界があるって。

最後の詰めは、違う人たちでないとできないと言っていました。

 

 

 

僕たちのさらなる成長には、時間がかかるのです。

その成長に青木さんたちが寄り添うことはできません。

だから違うメンターが必要なのです。

それは僕たちの彼女なんです。

 

 

彼女が僕の母親がわりとなってくれました。

また青木さんの様に支援をしてくれたのです。

 

 

ほぼ毎日僕のケアーをしてくれました。

硬い言葉で言うなら指導です。

 

 

例えば、僕が大学の授業で提出するレポートを作成しているときのことです。

僕はインプットをしすぎてしまい、アウトプットに中々移らずいつもドタバタしてしまいます。

挙げ句の果てには、レポートを遅れて出したりしていました。

 

 

青木さんからは、インプットを減らしなさいと良く言われていました。

しかし、そんなに簡単には僕の行動は変えられません。

誰かから「こうしたら良いよ。」とか、発達障害の本に、自分の考えや行動を意識して修正しようと書いてあるのを見ても、実行することは簡単なことではありません。

 

 

簡単に修正できたら、発達障害の問題がこんなに大きく社会問題になっていませんよ。

 

 

 

僕の彼女はアドバイスをするだけではなく、一緒に考えてくれたのです。

レポート提出に際しても、「この情報はいらないよ。

この程度でいいんだから、これだけで導き出せることを書いていこうよ。」

という感じで寄り添いながら、家庭教師のように僕に接してくれたのです。

 

 

勉強だけではなく、僕は服などの捨てどきがわかりません。

東大さんやエイジさん、ヒロさん、青木さんでさえ捨てどきがわからず、使わなくなった物を溜め込む習性があります。

 

 

それも、彼女が僕の部屋で1つ1つ手に取り、「これはいらないでしょう?」「わからないからもう少し置いておいてもいいかな?」「じゃあこうしましょう?1年間使わなかったものは、別の箱に入れて、一緒に考えましょう。」

 

 

僕は必要なものと必要では無い物の区別が中々つかないので、彼女から「決めなさい。」と催促されてそれで怒ったりしたこともありました。

 

 

明日に続きます。

 

 

 

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