発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ひきこもりから一歩踏み出して早10年。東大





 

はるか昔僕はアスペルガー症候群と診断されました。

確か僕が25歳の時でした。

今から40年近く前のできごとです。

 

 

発達障害のことがいまほどわかっていない時代でしたので診断してくれた医者も、「十分に静養して、人とあまり関わらない仕事を見つけることが良いですよ。」程度のアドバイスしかもらえませんでした

 

 

もらった僕には何も効果はありませんでした。

確かに医者やその他の専門家からアドバイスを受けて、それだけで効果が期待できる様な症状ではない僕たちですからね。

 

 

それ以外に、医者にもかかったんですが、落ち着かないなら落ち着く薬を、眠れないなら眠りを補助する薬を出されただけです。

 

 

薬で僕の苦手さがなんとかなるわけでもなく。

一般的なアドバイスで僕の不安が解消されるわけでもなく。

 

 

大切なのは自分自身を知ること。

そして苦手なことを可視化すること。

その苦手さにどう対処していけば良いのかを知ること。

 

 

で、自分で専門書を読んで理解するのですか?

講演会やセッションなどに出て気づくのですか?

 

 

このブログでそこらへんのことをこれでもかと書いてきた僕です。

僕の視点からそしてスタッフの視点から。

読んでくれた方は理解してくれたと思います。

 

 

僕の様な特性の人たちには、青木たちがやっている様な支援が最も効果的なんだと思うのです。

 

 

そして特に僕の様な特性の人たちは、日本で生きていくことはとても厳しいですよ。

日本の社会が悪いのではなく、僕の様な特性の人は日本はとても住みづらいのです。

機会があれば、日本から出て、自分が住みやすいと思う場所に住んでみたら良いのです。

 

 

僕にとってそれがフィリピンでした。

 

 

もっと早くフィリピンで生活できるチャンスがあったら、こんなに長くはひきこもらなかっただろうなと思いました。

 

 

ちょうど今年の3月でフィリピンに来てまる10年になりました。

64になった今でも、自分の家に閉じこもっていたと思うなら・・・・。

考えただけでゾッとします。

 

 

とにかく僕は今幸せです。

あとは結婚できたら良いんですけどね。

僕の様な特性の人間には無理かもしれません。

 

 

でもまあ、あきらめてはいないんですけどね。

 

 

 

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