毎日、ブログの記事を投稿しています。
それは私たち支援者の奮闘記のようなものです。
今では、全ての依頼者がこのブログを通して私たちの働きを知ってくださっています。
残念ながら、60代以上のご両親は情報を得るという意味では、40代以下のご両親と比べても苦手という現実がありますね。
子どもが40代以上になるご両親はインターネットを利用して、お子さんの支援を探し出すことができないという現実があると思います。
なんとかしたいと思っていても、ただ途方にくれるだけなのでしょうか。
できることといえば、公的な相談機関をおとずれてアドバイスを求める程度です。
訪れた相談機関で「子どもを信じましょう。ご両親が強く介入されることは良くありません。様子を見ましょう。」という様なアドバイスをされた方は多いですね。
はっきり言います。
発達障害の2次障害で不登校やひきこもっていたりする人たちの支援をした経験のない人が、この問題を語ることはやめてほしいですね。
アドバイスを受けたお母さんは、混乱するだけです。
「市の職員の『励ましてあげなさい。』というアドバイスを信じて、子どもを見続けてきました。ひきこもる我が子を否定もせずに、追い立てもせず。息子は肉料理が好きなんです。それで週に3回は肉料理にしていました。小遣いもひきこもっていてはかわいそうだと、多めに与えていました。とにかく、励ましたかったのです。でも、息子は40才になってから、一言も話さなくなってしまいました。」
私たちとの面接時にこの様にお話しされるお母様が多いのです。
お話を聞いている私はとても辛いです。
時々、そんなふうにアドバイスをした職員に対して、憤りすら感じます。
私の母も同じ様なことを言われてきたのですから。
もちろん全ての方が、この様なアドバイスをされるわけではありません。
私の知っている公共機関の相談員さんは、親身になって依頼者からの相談にのっておられますから。
私の母もまたアドバイスにしたがって、ひきこもる息子に何もすることができなかったのです。
そして、東大まで進みながら、30年間、家でじっとしていた私。
この現実をどうすれば良いのでしょうか。
支援者にとっての大きな課題だと思います。
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