10年間ひきこもっていた人。
家から全く出られないほど、不安が強くなっていた人。
1年間訪問しても、一言も声を聞いたことがない人。
そんな人が今、フィリピンの大学で学んでいます。
34歳になって、今大学1年生です。
毎日休まず大学に通っています。
何も問題がないわけではありません。
「授業が聞き取れないので不安だ。」
「クラスで孤立することを想像するだけで、どうにかなってしまいそうだ。」と不安を訴えます。
といっても、そう話すだけで、実際に学校に行けなくなることはないと思っています。
私たちが彼にしたこと。
1、フィリピンのセブ市内の大学を周り、一番丁寧に応対してくださった大学を選びました。
・彼が通う学部の責任者の方と6ヶ月近くに渡り、話し合いを毎週してきました。
その結果、学部をあげて日本から来る生徒の支援を約束してくださいました。
現在は週に数日学内で責任者とお会いして、34歳の生徒の状況をシェアしています。
学校内で親しくしてくれる同級生も紹介してくださいました。
家庭教師も探してくれています。
週に3日家庭教師をつけることで、勉強に遅れることがないようにしています。
試験の成績が良くない場合は、春休みに補習授業がありますので、そこで頑張ってもらうように計画しています。
とにかく、授業を休まず、頑張っていればなんとかなるのです。
彼の大学は、中学と高校も併設していますので、来年の6月から数名の生徒が入学を希望しています。
彼ら、彼女たちは不登校だった人たちです。
今までの環境をリセットして、新たに快適な環境を作りやり直すのです。
34歳の人への支援はすでに終了し、来年の4月からはサポートセンターのスタッフ見習いとして後輩のお世話を学内でしてもらいます。
ですから、彼には期待をしているのです。
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