たくさんのお母さんたちが、ヒロさんの書く記事で励まされたり落ち着くことができたりしていたそうです。
そして、少し前から書いている僕のブログでも、ヒロさんほどではないけれど、お母さんたちから役に立っているとの反応があるとのことです。
それだったら、書き続けなあかんと思いましたんで、書かさしていただきます。
青木さんにどんなテーマで書けば良いですかと聞きました。
「自分が一番書きたいことを書きなさい。」と言われました。
ヒロ師匠のブログを読み返してみて、何かヒントはないかと考えたんです。
それにしても、ヒロ師匠は大変な人だったんですね。
あと、「大統領」という人も変わった人だったんですね。
そんな人たちの支援をよくやってきたなと、改めて、スタッフの皆さんの日頃の努力に頭が下がります。
それで・・・。
まあ、不登校だった時の僕の気持ちや母親に対してどうして欲しかったのかを昔のことを思い返して、書いてみます。
僕は20代です。
同じ年齢の人たちは、小学校の時のことなんて忘れて、〈今〉という時を楽しんでいるはずなんですが、不登校とひきこもり以外何もなかった僕の人生なんです。
楽しいことなんか、何もなかったです。
あったとしても、みんながやっている最低限のこと(学校に行ったり、勉強したりということ)さえ、やっていない僕が、〈みんなと同じことを楽しむ〉ことをしてはいけないんだと、自分にそう言い聞かせていました。
ひきこもっていた家から、僕を出してくれて、そして、誰も僕のことを知らないフィリピンという場所に連れてきてくれた青木さんは僕にこう言いました。
「楽しみなさい。楽しめないと思うけれど、楽しみなさい。スタッフが教えてくれるから。」と言いました。
「わかったことをいうんじゃない。」と心の中で強く反発した僕です。
しかし。
楽しめたんですよ。
楽しいんですよ。
生きていることがこんなに楽しいなんて!!
1日の活動が終わって、泣いてしまった僕です。
「僕は生きているんだ」って強く感じたんです。
死ぬことしか考えていなかった自分がとても怖くなりました。
今、僕はもう大丈夫だと自分で思っています。
お世話してくれているスタッフさんは、そうは思っていないと思うけれど。
そんな僕がさらにパワーアップしたんです。
何がパワーアップかって?
それは次回に書きます。
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