6年前に、僕は今まで住んでいた場所を離れた。
離れてから回復への支援を受けた。
環境を変えることで身につくことがある。
今思うと、本当にそうだと思える。
環境を変えることはとても大切なこと。
「心機一転」という四字熟語があるように。
「周りはみんな僕のことを知っている。」
だから、今更外に出て、生き恥を晒すことはできなかった。
僕にできることはひきこもり続けること。
そんな僕が、家から出て、新しい環境に移った。
その時はそんなに重要なことだとは思わなかったが、今になって思い返すと、回復に至ったのは、環境を変えたおかげだ。
環境を変えることは、新しい習慣を獲得するためには、重要なこと。
事実、僕は大きく変わった。
できなかった山ほどのことを1つ1つできるようにしていくことができた。
長い間手をつけずにいた宿題をようやく片付けられたような喜び。
全てにおいて、以前から改善は見られた。
昔自分にはできないと思っていたことが、指導を受けて、今では得意になっていることもある。
もちろん苦手なままのこともある。
できるようになったこと。
できなくても対処できる方法を学んだことで、トータルして、僕にはとてもよかった。
環境を変えることは絶対に必要なこと。
しかし、逆に環境を変えてしまってできなくなったこともあった。
それが片付け。
片付けはできるようになった。
しかし、2年の後期から僕は一人暮らしを始めた。
それまで、スタッフが毎日のように、僕の部屋を訪問し、一緒に様々なプログラムをしてくれていた。
そんな環境から、今度は1人の環境に移った。
そしたら、見事に元の自分に戻ってしまった。
あれだけ毎日規則正しく、片付けをしていた僕が、強い雨が朝から降っていたその日、学校を休んだんだけれど、その翌日から、怠惰な昔の自分に戻ってしまった。
幸い、一人暮らしをした後も、スタッフが1週間に1度様子を見に、僕の部屋を訪ねてきていたので、早い段階で、スタッフからの強制的な指導が入った。
しかし、この時青木さんが動いた。
僕の彼女と連絡を取り、なんども会っていた。
それは僕の状況を彼女に知らせるためだ。
その彼女も青木さんが紹介してくれたんだけれど、最初から僕の状況を十二分に彼女に知らせていた。
まあそのおかげで、彼女との交際はスムーズにいったんだけれど。
そして、また僕の状況を彼女に細かく伝えた。
彼女が僕の部屋に毎日来るようになった。
僕の部屋に来て、スタッフが昔僕にやってくれたように指導してくれた。
正直、スタッフから色々指導を受けて、嬉しかったけれど、同じくらい、プライドが傷ついた。
いい年をして、こんなこともできないのかってね。
しかし!!
そこはさすが、サポートセンターのスタッフ。
スタッフから彼女に見事にバトンを渡したのです。
僕はというと、彼女から言われることには、腹が立ちませんね。
どんなことでも素直に彼女のアドバイスを聞けてしまう僕です。
ほんとすみません、スタッフの皆さん。
ご迷惑をおかけしました。
彼女がそばにいてくれる限り、僕は元の僕には戻らないのです。
下記バーナーのクリックを押してください。
ご協力をお願いします
日本ブログ村に参加しています。
いつもご協力をありがとうこざいます。
1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。
クリックをお願いします。