子どもたちが僕と遊んでくれました。
僕は中学2年で学校に行けなくなってしまいました。
学校の先生が自宅を訪問してくれたので、なんとかしてもう一度学校に行こうとしたけれど、行くことはできなかった。
そしてひきこもるのです。
途中気を取り直して高卒認定試験を受けました。
アルバイトにも挑戦したみたけれど、ダメでした。
そしてひきこもりました。
ひきこもりたくなかったけれど、もうどうすることもできないと、人生を諦めて自宅にひきこもりました。
「僕たちはその怖さから遠ざかるために、物理的に社会から距離を置くのです。」と東大さんはブログに書いていました。
ぼくも同じ気持ちでした。
僕たちだけではなく、100万人と言われているひきこもっている人たちも、「世間から距離を置くしかないのでひきこもっている。」と僕は思っています。
誰もが行くはずの高校にぼくは行けなかった。
みんながするアルバイトも僕は怖くてできなかった。
就職なんてとてもじゃないけれど、1日で首になることはわかっていたから、考えることもしなかったな。
そんな僕は20年間も世の中と距離を置いてしまった。
そんなぼくがひきこもりから回復できた理由は「自分はまだ大丈夫」と思えたことです。
それはボランティア活動を通して、子どもたちから教えられたことです。
どんなに言葉を投げかけても、ひきこもっている本人たちは決して動こうとはしません。
彼らは心からリアリティを求めているのです。
「僕たちはまだ大丈夫なんだ。」と実感できることを求めているのです。
40過ぎの大人が子どもたちとはしゃいでいる。
「バカじゃないのか」と思う人もいらっしゃると思います。
ぼくは楽しかったです。
ぼくは小学校生の時に、みんなが遊んでいる輪の中に入って、みんなと一緒に遊びたかった。
でも40才になってそれができました。
それが嬉しいのです。
日本の小学校を訪問して、こんなふうに振舞うことはできません。
青木さんから「貧しい地区の小学校の子どもたちと遊ぶボランティア をして欲しいんだけれど。」と言われました。
実際は子どもたちがぼくと遊んでくれました。
日本の小学生もこんなふうに心から笑ってくれたらいいんだけれど。
毎週小学校に行っていたら、校長先生から「男性の教員がいないので、Mr.Joe、あなた臨時教員になりなさい。」と言われました。
僕はとても嬉しかったです。
小学校の先生になりたかったので。
それで僕は準備期間の3ヶ月間で現地の言葉をおおまかに覚えました。
必然があれば覚えようとするのです。
僕は小学校の算数と読み聞かせ、運動の担当でした。
1年間小学校全クラスを担当させていただきました。
各教室に告知していただきました。
こうやって僕はフィリピンの子どもたちや優しい人たちから「希望」をもらいました。
誰からも「あなたは大丈夫。」とか「希望はあるからね。」と言われたわけではありません。
僕に接してくれた一人一人が、その態度でそれを僕に伝えてくれたのです。
明日もう一日書きます。
☆100人の小学生に音楽の楽しさを届けたい!!
サンミゲル小学校ソプラノリコーダー100人贈呈プロジェクト。 あと34本必要としています。
☆古着を必要としています。
古着配布 12月17日月曜日にダバオ市にありますサンミゲル小学校での配布を予定しています。
当日は100人の小学生に対して、一人当たり4枚の古着を配布予定ですがあと200枚ほど足りません。
特に1年から3年生までの男女の服と小学5、6年の女児の服を必要としています。
その他のサイズでも結構です。
いただけるならばどんなものでも喜んでいただきます。
ひきこもっていた青年が、フィリピンでやり直すために、12月中旬に渡航します。その時に200枚程度の服を自力で運んでいく予定です。
もし、ご自宅に不要の夏服がありましたら、どうぞ私たちに寄付していただけませんか。
ボランティア活動が、多くのひきこもっている青少年のひきこもり回復のための第一歩になるきっかけとなっています。
皆様からいただく古着が、サンミゲル小学校の子どもにとっても、日本のひきこもり青年にとっても大切な働きをしています。
どうぞ、ひきこもりの青年たちのボランティア活動が継続できますよう、ご協力ください。
宜しくお願いします。
サポートセンタースタッフ一同。
〈古着送付先〉
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅5丁目33-21 アクアタウン納屋橋512
一般社団法人「青年生活就労自立サポートセンター」まで
〈お問い合わせ先〉 電話番号 052-564-9844
メール smilehousejapan@gmail.com
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