愛知県でひどい暴力を振るう子どもを殺害したお父さんのニュースを目にした。
ぼくはしばらく動けなかった。
青木さんに電話した。
以前、うちに相談した人ではないかと確かめたかったから。
青木さんもすぐにカルテを調べた。
該当者はいなかった。
カルテといっても保管期間は2年間のみです。
それ以降は苗字と◯◯県◯◯市とだけを記録として残しているそうです。
ですから時々、「◯◯でございます。以前息子が大変お世話になりまして、随分ご無沙汰いたしております。もう一度◯◯さんにお礼を言いたくて、お電話させていただきました。」と連絡をいただいても、ほとんど覚えていないそうです。
その方がいい場合が多いんですって。
昔のことは忘れたいと言う人がほとんどんですから。
サポートセンターも日々、新しい依頼者が多く、正直、物理的に関わった人全てを即座に思い出すことはできません。
間違っていたら訂正よろしく、スタッフ。
でも「関わった人が大変な目にあっていたら」と思うと気が気ではない。
だからすぐに調べたんですね。
でも該当者なしでした。
少しホッとしたのもつかの間。
とても悲しくなった僕とツルピカドンです。
悲しいのです。
取り返しのつかない状況になってしまったから。
どうして親と子はこんなにもすれ違うのか。
それはリアルなぼくの15歳の日常だった。
もう少しで母を殺害してしまうところだった。
だから何度でも僕は言います。
僕はみなさんに啓発できる立場にあると思います。
周りの誰かに助けを求める。
決して自分たちだけで問題を解決しようと思わない。
「親として、どうあるべきか」を勉強する。
それもいいことですよ。
しかし、ひどい暴力が出ていたら、時すでに遅しです。
「親としてどうあるべきか」なんか勉強している場合じゃない。
すぐに第三者に介入してもらいましょう。
まずは警察です。
効果あります。
でも3回程度が限度です。
3回もおまわりさんとお話しすると、妙に親しくなってしまいますから。
ですから、3回の間に次の策を考えるのです。
昔親しくしていた親戚のおじさん、お兄さんはいませんか?
介入してもらいましょう。
いない?
それならサポートセンターに相談されるのもいいですよ。
でも現在ご相談の空きがあるのかどうか僕にはわかりません。
まずはメールしてみてください。
電話しても全員支援に出ていて、電話番は多分いないと思います。
サポートセンターの電話番号は
名古屋事務所 052-564-9844
メールは smilehousejapan@gmail.com
メールはその日のうちにご返事します。
そこはハゲは命かけていますから!!
行政のみなさんは一生懸命働いてみえます。
しかし、24時間の支援ではないですし、直接介入もすぐにはできはしません。
限界があります。
先日、「殺してしまいたい」と口走った息子さんを不安に思ったご両親が、サポートセンターにご相談をされました。
話を聞いて、数日後にスタッフがご自宅に訪問しました。
そしてなんと訪問翌日には私たちが支援することに本人が同意されたのです。
今はここフィリピンで再起をかけて毎日頑張っておられます。
この速さがとても大切だと思います。
取り返しがつかなくなる前に、まずはご相談です。
警察は親身に話を聞いてくれます。
その間に次の策を。
親戚や友人で親しくしていた方、信頼できる人でも良いのです。
またはカウンセラーでも、自宅に訪問して話を丁寧に聞いてくれて、具体的な提案を話してくれる人なら、うまくいくかもしれません。
自分たちだけで抱えない。
ましてや、子どもを傷つけないでください。
必ず、「あの時は」って思い出して、笑える日がくるんですから。
当事者の俺が保証しますよ。
お願いします。
はやまらないでください。
下記バーナーのクリックを2つ押してください。
ご協力をお願いします
日本ブログ村に参加しています。
1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。
クリックをお願いします。