発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 大学に行くなら自宅通学 青木

f:id:smilehousejapan:20150508151947j:plain

 発達障害支援に特化した高校を訪問(フィリピン マニラ)

 

今回講演会の記事を新聞に掲載していただきました。

その反響は大きく愛知県内だけでの掲載でしたが、約350件のお問い合わせをいただいたのです。

 

 

講演会テーマは「大人のひきこもり」です。

7月25日土曜日と26日日曜日にも講演会が午後1時半からあります。

お席は両日とも5名ほどまだ余裕があります。

10年、30年近くひきこもっていた人たちが、どのようにして回復に向かっているのかを当事者が語ります。

ぜひ、ご参加下さい。

 

 

問い合わせをいただいた方々から、ひきこもっておられる当事者の状況についてお伺いしました。

お話をさせていただいた人数は約200件にのぼります。

このことは私たちのこれからの支援をしていく上でとても有意義なことでした。

 

 

そこで、教えられたことをみなさまと共有したいと思います。

 

 

1、大学進学に際して

 〈大学は自宅通学がよい。〉

 

一人暮らしをしながら大学に通っていたが不安が強くなって、大学に行けなくなり、アパートにひきこもった。

その後長期間そのままの状態が続いている。

 

 

このようなケースが今回5件もありました。

私は20年近く発達障害の二次障害でひきこもっておられる方々への支援をしています。

地方の大学に行き、そのままアパートでひきこもってしまっているケースは今回に限らず時々見受けられます。

 

 

このようなケースになってしまいますと、支援ができないことが多いです。

あらゆる手段を使っても当事者に会うことができないのです。

会うことができないと支援はできません。

 

 

しかし、自宅から通えるところに希望の大学がない場合は、寮に住むことがよいと思います。

寮ですと寮母さんからの情報を得ることができます。

 

 

 

もともと人と関わることが苦手な人たちです。

さらに、大学生になり、システムが高校と全く違うことに馴染めず、不安が強くなってしまうのです。

 

 

最近はこのような生徒に対して学生課で支援をする大学も増えて来ました。

しかし、あくまでも本人が助けを求めない限り支援は受けられないのです。

 

 

そして、彼らの多くは人に助けを求めることができない人が多いのです。

 

 

このようなことを考えると、少しでも人との接触が可能な自宅通学か寮にすることがお勧めです。

 

下記バーナーのクリックにご協力をお願いします
日本ブログ村に参加しています。

 

にほんブログ村メンタルヘルスブログ発達障害へ ←「クリック祭り」にご協力をありがとうこざいます。

          1位でいると新しい人たちが訪問してくれます。

          クリックをお願いします。