発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 回復の決めて2 俊介

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  掃除等の日常生活ができるようにしておいてください

 

 

 

 

母は保健所などの公的支援機関に助けを求めました。

しかし、なかなか支援と繋がることはできなかったのです。

僕が支援を受けたいと思わなかったからです。

 

 

公的支援機関からもらってきたパンフレットに目を通しました。

書かれている内容はどれも同じ内容です。

 

 

「働くことに悩みを抱えている人への支援」

「カウンセリングに職場実習訓練」

 パンフレットやチラシにそんな言葉が踊っていました。

 

 

 

違うんですよ。

働くことは確かにしていませんでしたよ。

でも、いざとなったら働くことはできると思っていました。

 

 

僕が10年間ひきこもってしまった理由は働けないからではないのです。

 

 

中学、高校とクラスの中でみんなとうまくやっていけない自分を感じていました。

そのことは大学生になってなおさら強く感じたのです。

 

 

友達も作ることができなかったし、どうして作ればいいのかさえもわかりませんでした。

テレビを見れば同世代の人が楽しく過ごしている。

「青春」ってなんだろう?

「仲間」?

僕には無縁な言葉でした。

 

 

ひとり取り残されていく自分という存在が不安で仕方がなかったのです。

 

 

 

「ひきこもり」で困っている?

だったらこのチラシを読んでみなさい。

しかし、読んだチラシに興味がひかれることはなかったのです。

 

 

「なんか楽しいことある?」青木さんの最初の言葉。

その言葉を聞いた時ホットしました。

この人僕が何でつまづいているのかがわかつてるのかもしれない。

 

 

今になってその時、そのように感じていたことがわかります。

 

 

社会的ひきこもりの人たちの中には、公的支援のチラシに書かれているように、就労ができなくてひきこもっている人たちもいるでしょう。

でも、僕みたいに、同世代とうまくやっていける術を知らずに孤立している青少年も何割かいるはずです。

 

 

彼らは時間がたてばたつほど、他者との差が広がっていく事実にますます不安が大きくなっているのです。

 

 

一人一人の状況をよく知り、それに対しての支援が、今求められているように思います。

 

 

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