発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ひきこもりの子どもに悩む私たち家族のこと 八十助(やそすけ)

 

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現在、センターに弟の支援をお願いしている関西在住の者です
弟は現在50代半ばになりました。

 

 

 

両親は健在ですが、ともに80歳を超えており、世の中で言われる「8050問題」を体現している家族です。
そして私は兄です。

50代後半です。

 

 

 

このコーナーで「ひきこもりに悩む家族へのメッセージを」と青木さんから依頼されました。

 

 

 

わたしも「ひきこもりに悩む家族」です。
「でした」と言える段階ではなく、まだ「悩んでいる」状態なので同じような状況の方へどんなメッセージができるのか、正直悩むところです。

 

 

 

ですが、青木さんに相談して5年以上が過ぎ、以前では考えられなかったような変化が弟に表れている今、多少なりとも同じような境遇の方、特に親御さんに伝えられることがあるかもしれない、と思い少しだけ書かせていただきます。

 

 

当然のことですが、家族はつらいです。
ひきこもる人間といっしょに暮らす親は、毎日がしんどいです。

 

 

 

そのしんどさから逃れるために、私の親がしたことはこういうことでした。

 

 

両親は「希望」を作りだしました。
その「希望」とは「この子も、親が死ねばわかるだろう、せっぱつまって動くだろうそう思うことでした。

 

 

 

思い続けた期間が約25年。
弟は高校卒業後、45歳になるまで、両親はこう思ってきました。

 

 

 

そしてもう一人の息子である私には
「いずれ、働くようになる。親が死ねば気づくだろう。だからお前は心配する必要はない」と言い続けたのです。

 

 

私には20歳を超えた男の子どもが2人います。
子を持つ親として、弟に「希望」があると思い込んだ両親の気持ちはよくわかります。

 

 

 

弟と同じように、自分の子どもが引き込もったら、きっと同じような「希望」にすがりたくなるでしょう。
だから、わたしは青木さんに助けてもらおう、と決めました。

 

 

この「希望」は嘘だ。

かなわない。

 

 

 

海外での支援はお金はかかるけれども、そのかわり、他人にしかできないことがあります。

専門家にしかできないことがあります。

 

 

情報が得られます。

時間も得られます。

気持ちに余裕が生まれます。

 

 


この支援を選択して家族の問題を解決しよう。

こう思ったのです。

 

 

そして今も続いています。

それでも今の私は、ひきこもっていた弟の話をしてもいいのかな、と思っています。
なぜか?

 


ちょっと弟に変化が出てきたからです。

 

 

そのことは次回お伝えいたします。

 

 

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